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紀の川市でセメント瓦を再利用し棟瓦積み直し工事を行いました

紀の川市で行った棟瓦積み直し工事の様子です。

棟瓦積み直し工事とは、屋根面の取合い部分に積まれた瓦をまっすぐに積み直す工事です。
棟瓦は屋根面の取合いにできる隙間から雨水が侵入するのを防ぐ為に積まれているのですが、
経年劣化等で棟瓦の固定力が低下しズレてきます。

棟瓦がズレると雨水が屋根内部に侵入しやすくなり、いずれ雨漏りが発生することがあります。
棟瓦のズレは屋根に上らないとわからないので、気になる方は街の屋根やさん和歌山店で
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紀の川市在住I様邸　棟瓦積み直し工事を行っていきます

紀の川市在住I様邸では雨漏りは発生していませんでしたが、棟瓦がズレていましたので、今回積み直すことになりました。

現場調査の様子はこちらをご覧ください★
紀の川市でセメント瓦の割れ、棟瓦もズレていたので積み直す提案

紀の川市在住I様邸の屋根瓦は「セメント瓦」で葺かれており、今回は再利用し棟瓦を積み直していきます。
では紀の川市在住I様邸の工事の様子をご紹介していきたいと思います。

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屋根の作業となりますので、昇降用の足場を設置しました。
足場に梯子をかけて固定し、屋根へと上れるようになっています。

足場は道具や材料を運び、行き来するために必要になります。

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紀の川市在住I様邸では、ほとんどの棟瓦が動いていましたので、
端から端まで仮撤去し、固定していきます。

棟瓦は銅線でも固定していますので一つ一つ丁寧に外し、
棟瓦をめくると、瓦を固定するのに詰められた葺き土が出てきます。

葺き土は最初、粘土状になっていて瓦をしっかりと固定しているのですが、
次第に乾燥していくと、砂状となり固定力が低下し瓦が動きやすくなります。

乾燥した葺き土を撤去した後、瓦をしっかりと固定する為に、
新しい葺き土を詰めて復旧していきます。

葺き土を詰めてその上から仮撤去した棟瓦を押し付けて密着させて固定します。

棟瓦を固定した後、棟瓦の穴に銅線を通してしっかりと固定します。

既存の動線が緩んでいる場合、銅線も交換するのですがI様邸の動線は緩んでいませんでしたので、銅線も再利用し固定させただきました。

銅線で棟瓦を積み直した後、今後台風の影響で瓦が飛散するのを防ぐために、棟瓦の取合いにコーキングを充填し固定しました。

瓦同士を繋げると重量が増して動きにくくなり、バラバラに飛散するのも防ぐことができます。

銅線を通した穴にもコーキングを充填したので、銅線の緩みを防止し穴から雨水が侵入するのも防ぐことができます。