- HOME
- 屋根塗装で遮熱・断熱性を向上!遮熱塗料の仕組みと効果・メリットをご紹介
屋根塗装で遮熱・断熱性を向上!遮熱塗料の仕組みと効果・メリットをご紹介
こうした問題への有効な対策として注目されているのが、屋根用の遮熱塗料です。
一方で、「本当に効果はあるのか」「断熱塗料とは何が違うのか」「どんな屋根に向いているのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。
このページでは、遮熱塗料の仕組みや期待できる効果、メリットと注意点、断熱塗料との違い、後悔しない塗料選びのポイントまで、専門的な視点からお伝えしていきます。
夏の暑さ対策や屋根塗装を検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。
屋根塗装の際、人気の高い機能性塗料が「遮熱塗料」「断熱塗料」です。
2階建て・3階建ての住宅にお住まいの方は実感しやすいかと思いますが、1階よりも2階、2 階より3階が暑いですよね?
暖められた空気は上にこもりますが、それと同時に屋根が受ける熱も伝わってきているため、小屋裏はまさにサウナ状態となっています。
真夏の直射日光が屋根に当たっていると、屋根の表面温度は80℃以上に、小屋裏は60~70℃程度になるとも言われています。
いくら天井裏に断熱材があるとしても、直下の部屋の温度上昇はご想像いただけますね。
そんな暑さへの対抗策として近年注目されているのが、遮熱性や断熱性を発揮する塗料での屋根塗装です。
従来の常識が当てはまらない、近年の酷暑
平均気温はここ20年でも右肩上がりで、2025年夏(6月~8月)の平均気温は平年(1991~2020年)を2.36℃上回り、1898年の統計開始以来、3年連続で過去最高を更新し続けています。
※参照:日本の夏(6〜8月)平均気温偏差の経年変化(1898〜2025年) 気象庁
ここ数年で記録的な猛暑が一気に更新され続けているため、従来のお住まいの建築基準では近年の暑さに対応できていない可能性もあるのです。
エアコンを使用してもなかなか涼しくならないから設定温度を下げているという方も多いと思いますが、屋根は太陽光に晒され続けているため、何かしらの対応をしない限り、ただただエアコンをフル稼働させ凌ぐしかありません。
1~2℃下げることで快適な室温になり、「意外と月々の支払いにもあまり差がないな…」と考えていても、長期間で見るとかなりのロスになっています。
そこで、わずかでも家計・快適性の手助けとなるのが遮熱塗料・断熱塗料です。
遮熱塗料(高日射反射率塗料)とは?
屋根の温度上昇を抑える仕組み
太陽光と一言で表しても、紫外線(UV)、可視光線・赤外線の3つの光線を発しています。
しわやシミの原因になる紫外線、波長の範囲で色が変わり人の目に虹を見せている可視光線、そして全体の50%を占めるのが熱の原因となる赤外線です。
遮熱塗料(高日射反射率塗料)は赤外線を効率よく反射する特殊な機能を持ち、屋根材が直接熱をため込むのを防ぐ役割を果たします。
数値で遮熱効果をご紹介
屋根に遮熱塗料を塗布することで、屋根表面の温度は最大で15〜20℃程度の上昇を抑えられるとされており、夏場の強い日差しによる熱負荷を大きく軽減できます。
屋根表面の温度上昇が抑えられると、その下にある小屋裏(屋根裏)へ伝わる熱も減少し、結果として小屋裏温度は約3〜5℃、室内温度も1〜3℃ほど下がる効果が期待できます。
一般的に、室内温度が1℃下がると冷房にかかる消費電力が約10%削減できると言われており、遮熱塗料は快適性の向上だけでなく省エネ対策としても注目されています。
特に、2階が暑くなりやすい住宅や日当たりの良い立地では遮熱塗装による効果を実感しやすいです。
遮熱効果の品質を測る方法
遮熱塗料も以前より多くの製品が登場したため、選ぶ立場となると「本当に遮熱効果が発揮されるのかな?」というように性能面への不安を感じる場面が増えているかと思います。
そこでオススメのチェックポイントが、塗料のJIS規格です。
屋根用の遮熱塗料には「JIS K 5675(屋根用高日射反射率塗料)」というJIS規格が設けられており、日射反射率や塗膜の耐候性などが一定の基準を満たしているかどうかが明確に定められています。
塗料選びの際にはJIS規格に適合している製品かどうかを確認することで、性能面での安心感を得ることができます。
屋根の暑さ対策としてよく耳にする「遮熱」と「断熱」ですが、両者は似ているようで役割や暑さ対策の仕組みが異なります。
| 遮熱塗料 | 断熱塗料 | |
|---|---|---|
| 効果 | 熱源である赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑える | 赤外線の熱を建物内部に伝わりにくくする + 遮熱効果を兼ね備えた断熱塗料も存在する |
| 費用 | 一般塗料の1.2~1.4倍程度 | 遮熱塗料の1.2~1.4倍程度 |
| 季節 | 夏の暑さに効果的 | 夏だけでなく冬にも有効 |
遮熱塗料
正式には「高日射反射率塗料」と言って、特殊な顔料や樹脂を配合することで赤外線を効率よく反射させる機能を持つ塗料です。
仕組みとしては、遮熱塗料が熱の原因である赤外線を反射させることで屋根材の表面温度上昇を防いでいます。
日射の影響を直接受ける屋根にとって、非常に相性の良い機能と言えるでしょう。
断熱塗料
断熱塗料は遮熱塗料の考え方とは異なり、赤外線を反射させるのではなく、熱そのものの移動(熱伝導)を抑えて建物内部に伝わりにくくさせる機能を持ちます。
遮熱塗料との大きな違いは、効果を発揮する季節が夏に限定されない点にあります。
外からの熱が室内へ伝わるスピードを遅らせると同時に、冬場には室内の暖かさが外へ逃げにくくもなるため、年間を通して室温を安定させる効果が見込めるのです。
遮熱機能を搭載した断熱塗料がオススメ!
近年では、遮熱と断熱の両方の特性を兼ね備えた「次世代型塗料」も多く登場しています。
例として、ページ後半で詳しくご紹介している「ダンネスト(DANEST)」は赤外線を反射する高い遮熱性能に加え、熱の伝達を抑える断熱効果も発揮する機能性の高い断熱塗料です。
遮熱塗料の暑さ軽減以外のメリットとは?
遮熱塗料に最も期待するのは、年々深刻化している夏の暑さを軽減する効果かと思います。
ただ、他にも様々なメリットが含まれているのをご存知でしょうか?
遮熱塗料には意外と知られていない嬉しい効果が多いため、暑さ軽減以外の3つのメリットについて確認してみましょう。
メリット①:遮熱塗装による屋根材の保護効果
遮熱塗装の大きな利点の一つが、屋根材の劣化を抑えることにも繋がる点です。
屋根表面の温度上昇が抑えられることで、熱による素材の変質や収縮・膨張の繰り返しが緩和され、ひび割れリスクの低減になります。
メリット②:省エネによる電気代の節約
遮熱塗料は屋根表面温度を最大で15〜20℃程度低下させ、室内温度もおおよそ1〜3℃ほど下がる効果が期待できます。
室温が1℃下がると、その分の設定温度を上げた冷房にかかる消費電力が約10%削減できるとされており、遮熱塗装は光熱費の抑制と快適性向上の両立に貢献してくれます。
近年では、こうした省エネに繋がるお住まいの改修に対して国や自治体が補助金・助成金制度を設けているケースも多くなりましたので、ぜひご自身の条件を元に情報を確認してみることをオススメいたします。
メリット③:環境面にプラスの効果をもたらす
遮熱塗装はお住まい単体の快適性向上にとどまらず、周辺環境への配慮という側面も持っているんです。
屋根が熱を持ちにくくなり、大気中への熱放出が抑えられることで、都市部で問題となっているヒートアイランド現象の緩和にも役立ち、結果として地球温暖化対策の一助となります。
遮熱塗料を選ぶ前に知っておきたい注意点(デメリット)
コストは通常の塗料より高くなる
一般的なシリコン塗料が1㎡あたり税込2,500~3,500円前後であるのに対し、遮熱塗料はその1.2~1.4倍程度の費用が相場となり、施工時の負担はやや高まります。
ただし、冷房費の削減効果を長期的に考えた場合、差額分をある程度回収しつつ快適性も高められるため、単純な価格比較ではなく、ランニングコストを含めた視点で検討することが重要です。
汚れによる遮熱性能の低下
遮熱塗料の性能を左右する要素として、塗膜表面の汚れが挙げられます。
排気ガスなどが付着すると、赤外線の反射効率が低下します。
そのため、お住まいの住環境によっては想定よりも早く遮熱機能の効率が落ちてきてしまうことも考えられるでしょう。
対策としては低汚染性に優れた遮熱塗料を選ぶといった方法がありますが、汚れがひどくなってきたら早めの塗装メンテナンスを検討することでも遮熱効果を安定して維持しやすくなります。
調色はできないためカタログカラーから選ぶ
遮熱塗料や断熱塗料は調色ができないため、各メーカー・塗料の標準色にない色を用意することができません。
カタログに掲載されている色から選ぶ必要があります。
ただ、この後ご紹介しているオススメ塗料をはじめ、近年では標準色にも豊富なバリエーションが揃っていますので、好みの色があるかを一度確かめてみてはいかがでしょうか。
W遮熱でしっかり暑さ対策「サーモアイ ( 日本ペイント )」
有名な塗料メーカーである日本ペイントのサーモアイは、仕上げ塗料だけでなく専用の下塗り塗料にも遮熱機能を持ちます。
従来の遮熱塗料は仕上げ塗料のみに遮熱性能を持つ塗料が多かったのですが、反射しきれなかった赤外線が下塗り層を通して屋根に吸収され、熱に変わってしまうという課題がありました。
サーモアイはその点、まず仕上げ塗料で赤外線を反射、そこから反射できない分を吸収するのではなく、あえて透過させ下塗り層に反射させるというダブルの遮熱システムで、より高い遮熱性能を発揮します。
屋根だけではなく、外壁用・道路(床面)用、厚膜で長期防食性に優れた塗料もあり、ラインナップが豊富です。
多く使用されているのがサーモアイSi(シリコン)、サーモアイ4 F(フッ素)で、艶有り仕上げ、40色の中からお選びいただけます。
サーモアイの遮熱効果
ブリキ板に、サーモアイSi(クールブラック)と一般的な屋根用塗料(ブラック)を塗布し赤外線ランプを照射したところ、10分で19.7℃の差が出ました。
遮熱塗料は明るい色の方が日射反射率が高く効果が見込めますが、熱を吸収しやすいブラックで比較しても大きな差が出ます。
またプレハブに塗布した実験では、室内の最高温度が3℃、平均温度が2.7℃下がりました。
※サーモアイカタログより引用
超高耐久!有機ハイブリッド無機型遮熱塗料
「ダイヤスーパーセランマイルドIR( シーカ・ジャパン )」
シーカ・ジャパン(旧ダイフレックス)のダイヤスーパーセランマイルドIRは、一般塗料の仕組みに着目し開発されました。
塗料は顔料の量で配色を決めていますが、ブラックやブラウンといった屋根で人気の色には必ず黒色の顔料が含まれています。
黒色顔料にはカーボンブラックが使用されていますが、このカーボンブラックが熱を吸収し温度を上昇させてしまいます。
ダイヤスーパーセランマイルドIRは特殊顔料を使うことで赤外線を反射させ、温度上昇を防いでいます。
また、経年による塗膜の劣化や汚れや苔の付着を、有機(フレキシブル性・耐熱性・耐アルカリ性)と無機(超耐候・超低汚染性・難燃性)の両方の性質を持つ塗膜が長期間にわたって防ぎます。
スーパーセランマイルドIRも屋根用(艶有り16色)・外壁用(20色)がありますので、屋根と外壁セットで施工することで、さらに快適なお住まいになるのではないでしょうか?
ダイヤスーパーセランマイルドIRの効果
トタン板にダイヤスーパーセランマイルドIRと非遮熱塗料をそれぞれ塗布し、断熱性のあるボックスに被せて実験を行ったところ、30時間でトタン表面が5.6℃、トタン裏面が7.4℃、ボックス内で3℃の温度差が出ました。
※ダイヤスーパーセランマイルドIRカタログより引用
高い遮熱・断熱効果と耐久性を兼ね備えた次世代の断熱塗料
「ダンネスト(SG化学)」
ダンネストは遮熱と断熱を高いレベルで両立したハイブリッドな断熱塗料として注目されています。
街の屋根やさんも注目している塗料で、実際に使用したお客様から満足度の高い感想をいただくことが多いため、特にイチ押しの塗料となっています。
そんなダンネストについて、簡単に特徴をお伝えしたいと思います。
遮熱効果を示す日射反射率の高さ
ダンネストのメインの機能は断熱効果ですが、遮熱効果をもたらす赤外線の反射率も非常に高い性能となっています。
遮熱効果が高まる白色での日射反射率は「91.6%」であり、業界トップレベルの遮熱塗料と何ら遜色のない数値となっています。
ダンネストの性能を支える独自構造
ダンネストの大きな特徴として挙げられるのが、アクリル中空ビーズの採用です。
一般的な断熱塗料ではセラミック製の中空ビーズが使われることが多いものの、これらは塗装前の撹拌工程で割れてしまい、本来の断熱性能が十分に発揮されないケースもあります。
その点、ダンネストに使用されているアクリル中空ビーズは柔らかい素材のため、施工時の撹拌でも破損しにくく、ビーズの形状を保ったまま塗膜内部に馴染んでくれます。
これにより安定した空気層を維持することができ、施工後も断熱性能を長期間にわたって保ちやすい構造となっています。
約20年の耐久性とひび割れに強い塗膜
ダンネストは機能性だけでなく、耐久性の面でも優れています。
期待耐用年数は約20年と長く、頻繁な塗り替えが不要になる点は大きなメリットです。
さらに、塗膜には約250%という高い伸縮性があり、温度変化による屋根材の伸縮にも柔軟に追従し、ひび割れを起こしにくい性質となっています。
省エネ効果は国からのお墨付き!「省エネ大賞」最高賞を受賞
ダンネストは省エネ大賞の経済産業大臣賞(最高賞)を受賞したことにより、しっかりとした省エネ効果をもたらす塗料として国からも認められています。
※受賞したのはダンネストの「主材ホワイト」になります。
既に工場や倉庫、住宅などで累計10万㎡を超える施工実績があり、遮熱・断熱効果が数値として確認されている点も、安心して選ばれている理由の一つです。
よく聞かれるのが「遮熱塗料って冬は寒くなるの?」といった夏以外の効果についてです。
確かに遮熱塗料は太陽光を反射する性質上、冬場も一定量の熱を遮ってしまう可能性があります。
しかし、そもそも四季のある日本では太陽の通る位置が季節ごとに変わり、日射角度も異なります。
春分・秋分は55.0度、夏至は78.4度、冬至は31.6度と大きな差があり、夏は太陽がほぼ真上にあるので屋根の遮熱性能が強く発揮されますが、冬は横から太陽光が当たる割合が高まるため屋根の遮熱性能はあまり関係なくなります。
実は、同じ遮熱塗料・断熱塗料でも、色によって効果が変わりますのでご注意ください。
夏に黒い服を着ているより白い服を着ている方が涼しく感じられますね。
それと同じように、明るい色の方が赤外線をよく反射できるので、その分効果も大きいのです。
そのため、遮熱効果を最優先する場合は、見た目よりも明度を意識した色選びが基本となります。
「どのくらい赤外線を反射できるか」はカタログなどで確認できます。
日本ペイントの「サーモアイ」の場合、クールホワイトの近赤外線日射反射率は87.8%ですが、クールブラックは61.0%です。
場合によっては「暗い遮熱塗料」よりも「明るい一般塗料」の方が日射反射率が大きいこともありますが、同じ明度の色で比べた場合には、明るい色よりも暗い色の方が遮熱機能の性能差が大きく出る傾向にあります。
簡単に言い換えると、現在黒い屋根なら、同じ色の遮熱塗料に変更することである程度の効果は感じられる可能性が高まります。
カラーシミュレーションもご活用ください!
せっかく性能を求めて遮熱塗料に期待していたのに、「あまり効果が感じられない」「寧ろ暑く感じるようになった」と逆効果の結果になってしまっては元も子もありません。
だからといって、「ホワイトで塗装するのは汚れも気になるし、住宅のイメージが…」と色でお困りの方は非常に多くいらっしゃいます。
そこでお勧めしたいのがカラーシミュレーションです。
緩勾配や多階層で屋根がほとんど見えないというお住まいでない限り、屋根色と外壁色の相性は非常に重要です。
機能性を重視する、見た目を重視するという考えも大切ですが、良い所取りができればベストですよね。
決して安くないリフォームでイメージチェンジ、美観性・機能性の保持・改善を行うのですから、後悔のないようにしっかり検討して色を決めていきましょう。
遮熱塗装は多くの建物で効果が期待できますが、建物の構造や屋根材によっては、より大きな変化を感じやすいケースもあります。
築年数の経過した住宅
築30年以上の住宅では、現在の基準と比べて天井や屋根裏の断熱性能が不足している場合が多く、屋根からの熱が室内環境に大きく影響します。
こうした住宅に遮熱塗装を施すことで、断熱材の不足を補う役割をある程度期待することができます。
ただし、断熱材の不足などが暑さの原因の場合には、遮熱塗料よりも断熱塗料を使用することに加え、断熱材そのものの改修工事を行うといった対策の方が優先度は高めと言えます。
工場・倉庫などの大規模建築物
工場や倉庫は天井に断熱材が施工されていない、または不十分なケースが多く、屋根からの熱が直接室内へ伝わりやすい構造になっています。
そのため、遮熱塗装によって屋根表面温度を抑えることで、夏場の室温上昇を大きく軽減でき、作業環境の改善や空調コスト削減に直結します。
近年では高耐久なガルバリウム鋼板製の折板屋根が主流になったため、遮熱塗料や断熱塗料での暑さ・省エネ対策を行い、空調にかかるコストを削減しようとする施設が非常に多くなってきています。
今回は遮熱・断熱塗料に関してご紹介いたしました。
遮熱塗料を使用したことで「エアコンの設定温度を少し高くできた」「涼しく感じるようになった」と嬉しいお言葉を頂く一方、「あまり感じない」という方もいらっしゃるようです。
実験では室内温度を1〜3°C下げ十分な効果があるのですが、それを体感温度として感じるのは難しい環境である可能性もあり、感想は人それぞれです。
それと同時に遮熱・断熱塗料ではなく、お住まいの状態により暑さが緩和されていないケースもあります。
生活をしていて温度に関してお悩みの方は、以下の3項目に改善点が無いかをチェックしてみましょう。
断熱材
天井断熱 (小屋裏に敷き詰めているタイプ) は、少しの隙間があるだけで暖気・冷気が小屋裏へと逃げてしまいます。
雨漏りでの腐食・経年による痩せで効果が低下している可能性もありますので、確認・交換を検討しましょう。
換気設備
小屋裏は室内の熱・屋根からの熱を受け暑くなりがちですが、その熱気は室内にも影響を与えてしまいます。
妻換気や軒裏換気を併用していても暑さが抜けないという方は、屋根頂上の棟に換気棟設置を検討しましょう。
雨漏りを心配される方が多いのですが、適切な施工を行えば全く問題なく小屋裏の換気が行えますのでご安心ください。
一つ注意点としては、換気棟だけでは充分な換気が行えませんので、妻換気・軒裏換気とセットでということを前提にご検討ください。
天窓
天窓は掃き出し窓の3倍近い採光性があると言われています。
明るい・お洒落と人気ですが、天窓の影響で室内が暑いと感じることもしばしば。
そんな悩みも天窓交換で解決できるかもしれません。
天窓も年々進化しており、日射熱カットの高性能ガラスを採用、降雨を検知し自動で閉まるタイプの天窓等、お客様のニーズに合った天窓が見つかるかと思います。
ちなみに天窓は10年でメンテナンス、20年での交換が推奨されています。
劣化で雨漏りを起こす前に屋根と合わせてメンテナンス・交換を行いましょう。
窓に断熱フィルムを貼る、遮光カーテンに変えるなど、まだまだ対策や工夫はできますが、上記3項目は屋根工事と合わせて行っていただいた方が足場仮設工事分の節約、二度手間を省くことにもなるためオススメです。
遮熱塗装は太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射することで屋根表面の温度上昇を抑え、結果として室内温度も上がりにくくなります。
冷房効率が向上することで、電気代を抑えながら夏を快適に過ごせる住環境づくりにつながりますので、省エネ化を重視する方にも注目されています。
屋根塗装で後悔しないためには、遮熱と断熱の両方を考慮した塗料選びと、建物の構造に合わせた施工計画が欠かせません。
「ダンネスト」のような次世代型塗料も選択肢に入れながら、専門業者と相談し、お住まいに適した遮熱対策を進めていくことが快適な住環境への近道となります。
私たち街の屋根やさんは、無料調査時にお客様が気になっている部分と共に、お住まい全体で改善点がないかも確認させて頂いておりますので、一度見直しておきたい、より快適な生活のための暑さ対策を求めている方はお気軽にご相談ください。













