街の屋根やさん和歌山店の現場ブログをご覧の皆様、こんにちは！
梅雨の季節になり、雨の日もありますが、ご自宅の天井等に雨染みができていませんか？
今回ご紹介する現場ブログは、和歌山市在住N様邸の現場調査についての記事になります。
和歌山市在住N様の実家であり現在は空き家となっていますが、
雨漏りがひどいとのことだったので後日、無料調査を行いました。

雨漏りの原因は様々で、天井の雨染みを放っておくと大変なことに！
雨漏りの原因やメンテナンス方法等詳しくご紹介していますので、
よろしければこちらのページもご覧ください。
⇨雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

それでは和歌山市在住N様邸の雨漏りの調査についてご紹介したいと思います！

和歌山市在住N様邸　雨漏りの現場調査を行いました

和歌山市在住N様の空き家は築約38年の2階建てです。
昔は職場兼自宅だったようで、玄関の上に看板がありました。
空き家のすぐ隣にはガレージがあり、ガレージ部分も雨漏りしているとのことでした。

まず初めにガレージ部分の雨漏りの状況をご紹介していきます。

天井をアップで撮影した写真です。
ガレージの天井は折板屋根(せっぱんやね)と呼ばれる金属屋根が使用されていました。
その折板屋根の継ぎ目から雨水がポタポタと落ちて地面が雨水で濡れていました。
また、折板屋根を固定している木部は雨水で腐食していました。
この木部は屋根を支えている重要な梁(はり)なので、腐食が進むと強度が低下し、危険です。

和歌山市在住N様邸のガレージの上は陸屋根となっていましたので、後で陸屋根の調査も行います。
ガレージの部分から家に入ることができましたので、続いては空き家を調査していきます。

和歌山市在住N様邸は1階2階合わせて3つの和室がありました。
どの部屋の天井も雨漏りのシミができていました。
全体の天井に雨漏りのシミができてしまうと、雨漏りの原因を見つけるのはとても難しいことです。
なので、プロの業者に点検を行ってもらうことをおススメします。

また、天井にシミができたと思ったら、実は以前から雨漏りが続いていて、
何か月も経って室内に侵入しているケースもありますので雨漏りのシミを見つけたら早急に修理を行いましょう。

和室の窓から覗くと、雨漏りしていたガレージの上部が見えました。
折板屋根の上にモルタルを流し込んで陸屋根になっています。
陸屋根は建物内部へ雨水が侵入しないように「防水層」が施工されており、
防水層の上には「保護モルタル」が施工されていました。

しかし和歌山市在住N様邸の陸屋根は劣化が激しく、
ガレージが雨漏りしているので防水層にまでクラック(ひび割れ)が発生している可能性があります。
防水層にまでクラックが発生すると防水の役割を果たせず雨水が浸透し雨漏りを起こす原因にもなります。
街の屋根やさん和歌山店ではウレタン防水工事をご提案させていただきました。

陸屋根についての記事⇨陸屋根のチェックポイントとメンテナンス方法
ウレタン防水についての記事⇨バルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)のメンテナンスに選ばれるウレタン防水

続いて屋根の調査を行いました。
和歌山市在住N様邸の屋根は、セメント瓦の屋根でした。
セメント瓦は定期的なメンテナンスを行うととても耐久性の高い屋根材です。
和歌山市在住N様邸の屋根全体を調査すると、ズレている瓦が数ヵ所見受けられました。
瓦がズレていると隙間ができてしまい、風を伴う雨が降った時などに、屋根内に雨水が浸透することがあります。
なので屋根については、セメント瓦のズレ補修工事を提案しました。

セメント瓦ってどんな瓦？
こちらの記事でご紹介しています！
セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の 最適なメンテナンス方法

最後に建物全体を調査すると、⇨で示した部分である「庇‐ひさし‐」の木部の劣化もN様は気になるようでしたので、
建物につけられた庇全部の木部を交換することになりました。
他にもメンテナンスが必要な箇所のご提案もさせていただきました。

「庇‐ひさし‐」というのを初めて耳にする方は多いと思うます。
庇とは、窓や玄関などの上部に取り付けられた小さな屋根の事です。
庇の役割やメンテナンスについてはこちらでご説明させていただきます。

庇についての記事⇨お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

和歌山市在住N様邸へのご提案内容