みなさまこんにちは!
今回は塩ビ波板からポリカ波板へ張り替える工事についてご紹介します。

和歌山市在住T様邸の波板の骨組みは木製で劣化している部分がありました。
劣化している木部は撤去し、新しい木材をへ交換します。
さらに補強をしてからポリカ波板を張り付けていきます。

ポリカ波板についてこちらでもご紹介していますので、よろしければご覧ください。
➡ベランダ・バルコニーの屋根の補修・修理、防水工事、お任せください

その様子を詳しくご紹介していきたいと思います！
それでは和歌山市在住T様邸の工事の様子をご覧ください★

波板撤去すると、骨組みの【母屋‐もや‐】と呼ばれる部分が劣化し強度が落ちていましたので、全て撤去することにしました。
母屋とは、屋根材(今回は波板)の下地になる部材の事を言います。
木造の建物の場合、垂木が屋根材の下地になり、母屋が垂木を支える役割があります。

母屋の箇所や、垂木について詳しくご紹介しています。
➡垂木は屋根の斜面を支える重要部分、そのサイズや基本的な知識をお教えします

母屋の撤去後は、ポリカ波板の貼り付け強度を上げるために、垂木を増やし補強します。
垂木を増やすことで骨組み自体の強度も上がりますし、ポリカ波板を張り付けた時に
固定する箇所が多くなることで、ポリカ波板がしっかりと固定され、バタつき等を抑えることができます。

既存の垂木は撤去せず、補強するために横に新しい垂木を既存の垂木に固定します。
垂木を固定するのに、釘より強度の高いビスで固定しています。

釘が外れかけていた破風板もビスでしっかりと固定しました。
破風板とは基本屋根の妻の端の部分に取り付けられてた板の事をいいますが、
今回では垂木に沿って固定される一番端にある板の事を言います。

写真ではポリカ波板を張り付けていますが、ポリカ波板を張り付ける前に母屋部分の木材も新しく設置しています。
 

ポリカ波板の張替工事が完了しました。
今回塩ビ波板からポリカ波板へ張替しましたが、ポリカ波板ってどんな波板？と
思われる方が多いと思いますので少しご紹介したいと思います。

ポリカ波板とは？
　➡ポリカーボネートと呼ばれるプラスチックの一種で、最高クラスの耐衝撃性を誇ります。
　　他にも耐候性にも強いので長期で使用でき、加工もしやすく、軽量素材です。

ポリカ波板の中でも遮熱機能のある遮熱ポリカもございます！
ベランダやバルコニーに屋根は付いているけど、日光の照り返しが強く、
お部屋も暑くてお困りの方は遮熱ポリカをおススメします。

遮熱ポリカやそのほかの暑さ対策についてはこちらでご紹介しています。
✱屋根リフォームで夏の暑さ対策してみませんか？


次回の現場ブログでは張替したポリカ波板に雨樋を設置する様子をご紹介したいと思います。

和歌山市在住T様邸　前回までの現場ブログ

和歌山市在住T様邸の前回の現場ブログをご覧になりたい方はこちらからどうぞ！

現調✱和歌山市で波板破損、雨樋から雨水が溢れて塀にコケが！