みなさまこんにちは!街の屋根やさん和歌山店です。
みなさまは「雨漏りのしにくいお家ってどんなお家なんだろう?」と考えたことはありませんか?
定期的にメンテナンスを行わなければ、
どんな建物でも雨漏りする可能性はあります。
しかし、正しいメンテナンスと雨漏りのしにくい形状の建物であると、
雨漏りを引き起こす可能性は低くなってきます。
よく雨漏り調査で雨漏りの原因をお伝えした時に
「家を建てる前に雨漏りしにくい建物の形状を知っておけば良かった…。」
とお話される方がいます。
なので今回はどのような屋根の形状があり、
どの形状の屋根が雨漏りしにくいのかをご紹介したいと思います。
まずは屋根の形状についてご紹介したいと思います。
屋根の形状は大きく分けて「切妻屋根」「寄棟屋根」「陸屋根」「片流れ屋根」などがあります。
〇〇屋根と言われても一体どのような形状で、
どのような特徴があるのかご説明したいと思います。
①切妻屋根(きりつまやね)
切妻屋根とは一番シンプルな屋根の形状で、三角屋根の事を言います。
シンプルな形状ですので、低コストで施工する事ができ、
施工不良や雨漏りのリスクが他の屋根の形状に比べて低いと言われています。
また、他の屋根の形状に比べて屋根裏に広い空間ができますので、
換気性が高く、湿気が溜まりにくいという特徴もあります。
②寄棟屋根(よせむねやね)
寄棟屋根は4方向に勾配のある屋根の事で、耐風性に優れています。
しかし、4方向に屋根面があると、雨樋の設置する箇所や、
棟となる屋根面の継ぎ目に設置される部材など、切妻屋根に比べて多く、
屋根のメンテナンスコストがかかってしまいます!
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✱雨樋とは?
③片流れ屋根
1面で片流れに傾斜のついた屋根で、雨水なども片側に流れていく屋根です。
片流れ屋根はシンプルな構造でコストを抑えることができ、
オシャレですのでとても人気です。
しかし、屋根が片方にしか下りていないので、
他の屋根の形状に比べると2倍以上の雨水が、屋根面を流れていきます。
雨水の流れる量が多いとその分屋根の劣化も進行し、
雨樋も1方向にしかないので、雨樋の負担も普通の屋根に比べて大きくなります。
屋根や雨樋が劣化すると雨漏りを引き起こしやすくなってしまいます(>_<)
④陸屋根
勾配がほとんど無く、屋上のような形状の屋根です。
屋上ですので、BBQやガーデニングなどスペースの有効活用ができます!
陸屋根は雨が降った時に雨水を排水できるよう、傾斜が付いているのですが、
一般的な屋根に比べて水はけが悪いので、防水処理がされています。
しかし、防水処理もメンテナンスを怠ってしまうと、
陸屋根から雨水が侵入し、雨漏りを引き起こしやすいと言われています。
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✱シート防水が施工された屋上(陸屋根)のメンテナンス方法
先ほどご説明した屋根の形状の中で一番雨漏りしにくい屋根の形状は
「切妻屋根」と言われています。
理由は屋根面に雨水が留まりにくく、継ぎ目の少ない形状だからです。
「寄棟屋根」も雨水が留まりにくい形状ですが、
切妻屋根に比べ屋根面同士の継ぎ目が多いです。
屋根面同士の継ぎ目には雨水が侵入しないよう、
棟板金と呼ばれる板金が被せられているのですが、
経年劣化や昼夜の温度差が原因で棟板金が浮いたり飛散し、
屋根内部に雨水が侵入し雨漏りを引き起こすことがあります。
次に「陸屋根」や「片流れ屋根」は、屋根の傾斜が緩やかで軒先が短くなるので
屋根面に雨水が留まりやすく、屋根と外壁の取合いから雨水が侵入しやすいというデメリットがあります。
他にも谷板金が設置されている屋根は雨漏りしやすいと言われています!
谷板金とは谷状となっている部分に設置された雨樋のことで、
谷板金には大量の雨水が流れてきます。
大量に雨水が流れる事で板金も傷みやすく雨漏りの原因となりやすいのです。
今回は雨漏りしにくい屋根の形状についてご紹介しました。
屋根は複雑な形状よりもシンプルな形状の方が雨漏りしにくいと言えます。
しかし、オシャレな建物にしたいと思われる方もいますのでその場合は
雨漏りする前に点検やメンテナンスを行い雨漏りを防ぎましょう(*^^*)
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