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現場ブログ
岩出市で貸しガレージで屋根の修理・トタン波板の壁の張替え相談

みなさまこんにちは！

岩出市在住N様より、ガレージの壁や屋根などの修理についてのご相談です。
シャッターの入れ替えは、専門業者に依頼していましたので、
その他の破損個所の、修理を行うことになりました。

今回は工事前に行った現場調査の様子をご紹介していきたいと思います！

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岩出市で３棟のガレージ修理の依頼です

岩出市在住N様が管理しているガレージが３棟ありました。
貸しガレージですので、現在も使われているところもありました。

台風の影響で壁や屋根などが破損し、雨漏りが発生している部分がありました。
壁も劣化し、見た目も悪くなってきているので張り替えたいとのことでしたので、
それらの内容を踏まえて、調査を行っていきました。

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①のガレージの被害状況について

屋根の部分から調査しました。
ガレージの屋根は、波型スレートで葺かれていました。

波型スレートはセメントに補強の繊維を混ぜて強化して作られた屋根材で、
耐久性が高く、耐火性・遮音性にも優れています。

2003年よりも前に作られた波型スレートにはアスベストが含まれているのですが
人体に悪い影響を与えるとのことにより、2004年以降は使用されなくなりました。

他にも、ガレージの軒に設置されている軒樋(のきどい)には泥や苔が溜まっていたり
破損し雨樋が無くなっている部分もありましたので、全て交換する提案もしました。

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ガレージの壁はトタン波板が使用されていました。

トタンとは鉄板に亜鉛メッキを施したもので「亜鉛メッキ鋼板」とも呼ばれており、波型になったものをトタン波板と言います。
鉄板そのものだと錆びやすいので、亜鉛の膜を作り錆びにくくしています。
しかし、経年劣化などでコーティングされている亜鉛が剥がれてくると、岩出市のガレージのように錆が発生し破損しやすく、雨漏りを引き起こすこともあります。

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ガレージのケラバ部分に取り付けられている「ケラバ役物」が飛散し、無くなっていました。

ケラバとは、屋根の流れ方向の端の部分を指します。
屋根と外壁の取合いから雨水が侵入しないようL字型の役物を設置し、雨仕舞します。

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②のガレージの被害状況について

台風の時に飛散物が屋根に当たって、波型スレートが割れてしまったそうです。
波型スレートは規格のサイズがあるのですが、破損している部分のみ交換する事も可能です。
N様は「割れている部分だけ修理してほしい。」とのことでしたので、今回は部分補修のご提案をさせていただきました。

②のガレージでは水上(みずがみ)と呼ばれる役物が破損していました。
再利用できる役物は固定しなおして、破損している部分は新しい物へ交換する事にしました。

水上の役物とは、屋根の一番高い部分と外壁の取合いに取り付ける役物の事を言います。
ケラバ役物と同じく、屋根と外壁の取合いから雨水が侵入しないよう設置されています。

②のガレージでは、横面とシャッターの上の短い壁部分のみトタン波板を張替えることにしました。
他の部分は目につかず錆もひどくなかったので、そのままでいいとのことでした。

③のガレージの被害状況について

③のガレージについては、屋根の破損した部分の修理だけ行いたいとのことでした。

ガレージ周りのトタン波板は他のガレージと同じく傷んではいたのですが、
雨漏りしている屋根の修理だけでいいとのことでしたので、
破損している波型スレートの張替えのみご提案しました。

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