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現場ブログ
岩出市の平屋で雨漏り！雨水が流れていくトンネルが塞がれていました

みなさまこんにちは★街の屋根やさん和歌山店です。

岩出市在住T様より
「雨漏りで応急処置したブルーシートが落下しそうなので見てほしいです。
ついでに雨漏りも調査してほしいです。」とご相談頂きました。

T様邸は築50年以上の平屋で、瓦屋根の建物でした。
縁側の天井から雨漏りが発生し、天井や土壁が剥がれているそうです(>_<)

岩出市在住T様邸で行った雨漏り調査の様子をご紹介したいと思います。

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岩出市在住T様邸　雨漏り調査の様子をご紹介します

岩出市在住T様邸では以前、屋根瓦に詰められた漆喰が剥がれて来たので
「漆喰詰め直し工事」「棟瓦のズレ補修工事」「雨樋清掃工事」を行ったそうです。

その後、雨漏りが発生し縁側の壁や天井から雨漏りが発生し、
以前工事をしてもらった業者に相談すると
「屋根葺き替え工事となり大きな工事になります。」と言われたそうで、
とりあえずブルーシートで応急処置をしてもらったとのことでした。

そのブルーシートも数日で剥がれて来たそうで、今回街の屋根やさん和歌山店へご相談頂きました。

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雨漏りが発生した場所を調査しました

現場調査へお伺いし、まずは雨漏りしている場所を調査しました。
雨漏りしている場所を見る事で、屋根を調査した時に大体どの部分で雨漏りしているかわかります。

雨漏りが発生している場所は、縁側の天井からです。
雨が降った時に大量の雨水が侵入しているようで、天井板が腐食して剥がれており、
土壁も剥がれており、床には大量の土が溜まっていました(>_<)

T様も土や雨水の量がすごくて掃除が大変なんです・・・。と、とてもお困りでした。

縁側の隣にある和室からも雨漏りしていました

雨漏りしていた縁側の隣には、和室がありました。
和室の床の間の天井から雨水がポタポタと落ちているようで、
床の間の床には雨水が落ちて水たまりの跡がありました(>_<)

床の間や和室がある場所の外壁部分も調査すると、外壁や軒天にも雨水が流れた跡があり、被害の大きさがよくわかります。

室内以外でも外部から雨漏りしている事もあります。
なので、定期的にお住まいの外壁や軒天も点検してみてくださいね。

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下屋の調査を行っていきます

梯子で下屋に上って調査しました。

他の工務店で「漆喰詰め直し工事」と「棟瓦のズレ補修工事」を行っていますので、瓦が大きくズレている等の問題はありませんでした。

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ブルーシートを剥がして隅棟の調査をしました

雨漏りが発生している場所は丁度、隅棟がある場所でした。

棟とは、屋根面同士の取合い部分の事を言い、
隅棟(すみむね)は屋根の隅に降りる棟の部分を言います。

また、棟から軒先に向かって葺かれている丸瓦の事を風切丸(かぜきりまる)と言います。

T様邸では、隅棟と風切丸の取合いにはトンネルがありました。
トンネル部分は雨水が流れるような形状となっているのですが、
T様邸のトンネルには土などが詰まっており、雨水が流れないようになっていました。

トンネルへ流れた雨水がうまく排水できなくなり、トンネル内部で雨水が溜まってしまいます。
溜まった雨水が室内へ流れ込んでしまい、T様邸で雨漏りが発生したのではないかと思います(>_<)

岩出市在住T様邸では、現在誰もお住まいされていないようです。
今後どうするかも決まっておらず、屋根の葺き替えはお考えではないとのことでしたので、
トンネル部分の詰まりを解消するための、清掃をご提案しました。

T様邸で行った工事の様子は次回の現場ブログで、ご紹介します。