和歌山市のスレート屋根を日本ペイントのサーモアイSiで塗り替え
和歌山市A様邸で屋根の塗装を行いました。
平成30年に関西地方に上陸した台風21号で屋根に被害があり
「足場を設置するなら屋根と外壁も塗装した方がいいかな」と、塗装リフォームも行うことになりました。
☆ A様邸で使用したのは日本ペイントのサーモアイSiです ☆
A様邸は重量鉄骨造の3階建ての住宅で、屋根にはスレートという平型の屋根材を葺いています。
塗装前に高圧洗浄で屋根に付着した汚れや苔、旧塗膜やカビなどをきれいに洗い落としました。
洗浄前と洗浄後で、その差がはっきりと分かれています。
高圧洗浄後、乾燥させると屋根面が真っ白になりました。
これはスレートに施された塗膜が劣化し、密着性が低下していた状態だっとことを表しています。
屋根を洗浄してからタスペーサーで縁切り作業を行いました。
屋根塗装での縁切りとは、塗料で埋まったスレートの隙間をあけることを表しています。
スレートの上に塗料を塗ると、もともとあった隙間が塗料で埋まっていまい、雨水が屋根内部に溜まって雨漏りすることがあるからです。
塗装する前にタスペーサーという部材をスレートの隙間に差し込んでおくと、隙間が確保されるので塗料で埋まるのを防ぐことができます。
◇◆◇◆ スレートはなぜ定期的に塗装しないといけないのか? ◇◆◇◆
スレートは厚みが5mmほどの平らな屋根材で、原料がセメントと繊維質など、もともと吸水性があるものでできているため、塗装によって防水されています。
塗膜の劣化が進行すると、スレートが雨水を吸い込むようになり、反りや割れなどの劣化症状を引き起こしてしまうことから、スレートの劣化を遅らせるために定期的に塗り替えて塗膜で保護しないといけません。
高圧洗浄と縁切り作業完了後、屋根全体を下塗りしました。
下塗りは塗装面の状態を整えて上塗り塗料をしっかりと密着させるために行われる工程です。
A様邸は既存の塗膜がほとんど剥がれたので、このまま上塗り塗料を塗るとスレートの中に吸い込まれてしまうため、吸い込みを抑える下塗り材(サーモアイシーラー)を使用しました。サーモアイシーラーには遮熱効果もあります。
スレート葺きの屋根には棟やケラバなどに板金を取付けています。
板金も外気の影響で傷んでくることから、屋根塗装の際には同時に塗装することがほとんどです。
棟とは・・屋根の三角になった頂点部
ケラバとは・・屋根の雨樋が付いていない面の一番端
下塗り完了後、中塗りします。
中塗りと上塗り塗料は基本的に同じ塗料を使用します。
A様邸では日本ペイントの「サーモアイSi」を採用しての塗装です。
サーモアイSiは屋根用の遮熱塗料で、色を豊富に取り揃えていますので、お家の外観に合わせてお選びいただけます。
中塗り乾燥後、上塗りしました。
サーモアイSiは、遮熱性能によって屋根に熱がこもるのを抑えることができ、シリコン樹脂系の塗料ですので、高耐候性で耐久性にも優れています。
下塗りと上塗り材、それぞれに遮熱性能があることが特徴です。
中塗りと上塗りに分けて塗膜に厚みをもたせ、丈夫な塗膜に仕上げました。
色褪せた屋根を日本ペイントのサーモアイSiで塗装し、艶のある美しい屋根が実現しました。
板金も屋根と同様に3工程に分けて塗装し、美しく仕上げています。
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サーモアイSiは、屋根用の遮熱塗料です。
屋根に塗装することで「高耐候性」「耐久性」「遮熱性」などの性能を与えることができます。
屋根は外気の影響を一番受ける部分で、日々劣化が進んでいきます。
足場を建てて、高いお金を支払って塗装するのですから、性能が良く長持ちする方が安心です。
屋根塗装をご検討されていて「どんな塗料がいいのか分からない」という方には詳しくご説明させてただきます。
まずは街の屋根やさん和歌山店にお気軽にご相談ください!
次はサイディング外壁の塗装の様子をご紹介します。
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