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紀の川市で桟瓦葺きのモニエル瓦を素焼きの瓦へ差し替えました

屋根瓦が割れたまま放置しているお家はありませんか？

屋根の状態は下からだと中々見る事ができませんが、
台風などの強風で瓦の破片が落ちていた経験はありませんか？

屋根瓦がひび割れていたり、飛散していると雨漏りの原因や
再び強風が吹いた時に瓦の破片が飛散する場合もあります！
もうすぐ台風の季節がやってきますので、その前に屋根の点検や修理を行っておきましょう！

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紀の川市で行ったモニエル瓦の修理の様子をご紹介します(^^)/

紀の川市在住K様邸では、4年前の大型台風でモニエル瓦が割れたり飛散し、ご自身で応急処置をおこなっていました。
今年の台風がやってくる前に修理をしておこうと思い、今回ご相談頂きました。

現場調査を行い、無料で見積りをお預けし、工事のご依頼を頂きましたので、工事当日に足場を設置しモニエル瓦の修理を行うことになりました。

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モニエル瓦とはヨーロッパでよく使われている瓦で、セメント瓦の一種です。

モニエル瓦の表面には塗装がされており、カラーバリエーションが豊富なのですが、
現在は製造中止となっており、在庫も少なく中々手に入ることがありません。
なので、現在モニエル瓦をお使いのお家は、少しでも瓦の劣化を遅らせるために
定期的に塗装工事を行うことをおススメします。

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モニエル瓦を素焼きの瓦へ差し替えていきます

まずは、飛散して無くなったモニエル瓦の差し替え工事をご紹介します。

モニエル瓦が飛散した場所を見てみると、紀の川市在住K様邸では
桟瓦葺き(さんがわらぶき)で葺かれていました。

桟瓦葺きとは、葺き土を使わずに屋根面に取り付けた桟木(さんぎ)に瓦を固定して葺いていく工法です。
葺き土を使わないので屋根にかかる重量が軽減し、土葺きに比べて耐震性が高くなります。
耐震の為に土葺きから、桟瓦葺きへ葺き直す工事も行っておりますので、
気になる方はご相談ください(^^)

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モニエル瓦が飛散した部分だけでなく、周りのズレた瓦も仮撤去しました。
桟木は瓦を固定する下地となりますので、瓦のサイズに合わせて均等に取り付けられています。

屋根に降った雨水が屋根内部に侵入しないよう、瓦は軒先から葺いていきます。
モニエル瓦には下穴があり、その部分にビスを差し込んで桟木に固定していきます。

※元々瓦に穴は開いておらず、桟瓦葺きするときに※下穴を開けています。
※下穴とはビスや釘を打つ箇所にあらかじめ穴を開ける事。

モニエル瓦が足りない部分には、素焼きの瓦を使って代用しました。
素焼きの瓦とは、粘土を固めてそのまま焼き上げた瓦の事で、
塗装するとモニエル瓦との違いは分かりにくくなります。

K様は塗装のお仕事をされており、屋根修理後にご自身で塗装を行うとのことでした。

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割れた瓦の破片をコーキングで修理します

続いて割れた瓦の修理についてご紹介します。

割れた瓦が飛散していない場合は、コーキングを使って修理する事ができます。
瓦の破片が地面に落ちている時は念のために保管しておきましょう！

割れた瓦の破片の周囲にコーキングを充填し、固定します。

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瓦の破片の周囲だけだと雨水が侵入する可能性もありますので、固定した後、継ぎ目にもしっかりとコーキングを充填し防水しておきました。

以上でモニエル瓦の修理が完成です。
次回は、漆喰の詰め直しの様子と和瓦の修理についてご紹介したいと思います。

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紀の川市　台風の影響で桟瓦葺きのモニエル瓦が割れていました

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