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現場ブログ
紀の川市でモニエル瓦の漆喰詰め直しと、和瓦の差し替え工事

みなさまこんにちは、街の屋根やさん和歌山店です。
前回に引き続き、紀の川市在住K様邸の工事の様子をご紹介します。

前回の現場ブログでは、割れて飛散したモニエル瓦の修理方法についてご紹介しました。
今回は、モニエル瓦に詰められていた漆喰が劣化していましたので、
漆喰を詰め直す様子をご紹介したいと思います。

他にも、紀の川市在住K様邸の下屋の和瓦も割れたりしていましたので
和瓦の修理の様子もご覧ください(*^^*)

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紀の川市在住K様邸　モニエル瓦の漆喰を詰め直します

屋根の棟(むね)部分の端には、冠瓦とのし瓦とケラバ瓦が接合している部分があります。
その接合部分には小さな隙間ができてしまい、雨水が侵入してしまいますので、
漆喰を詰めて、雨水の侵入を防いでいます。

漆喰の周囲にもコーキングが充填されていましたが、漆喰もコーキングも劣化し剥がれていました。

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劣化した漆喰とコーキングを撤去し、新しく漆喰を詰め直しました。
漆喰自体には防水効果などは無く、直接雨水が当たる部分ですので、
何度も重ね塗りし、厚みのある仕上げにしています。

漆喰を詰めたあとは、瓦と漆喰の取合いにコーキングを充填し完成です(^^)/

続いて下屋の和瓦の修理についてご紹介します。

下屋の和瓦のズレを直して飛散している部分は差し替えていきます

瓦が割れている部分のシートを撤去し瓦修理を行っていきます。

下屋部分は、大屋根と葺き方が違い「土葺き(つちぶき)」で葺かれていました。
土葺きとは、スサ・砂・水を撹拌した粘土(=葺き土)を詰めて瓦を固定する工法です。

今回修理する範囲が狭いため、修理箇所も土葺きで修理していきます。

瓦が割れて撤去した部分や、飛散した部分に残った葺き土を撤去し、新しく撹拌した葺き土を詰めていきます。

葺き土は最初は粘土状で固定力があるのですが、段々と乾燥し砂状になっていきます。
葺き土が乾燥すると、固定力が低下し瓦がズレやすく、飛散しやすくなってきます(>_<)

葺き土が乾燥し瓦のズレや飛散が気になる方は一度無料点検を行ってみませんか？
土葺きから桟瓦葺きへ葺き替える工事も行っていますのでお気軽にご相談ください。

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瓦の差し替え工事が完成しました。
ズレた瓦は再利用し葺き直しましたので、飛散した部分のみ新しい瓦となっています。

葺き土でしっかりと固定しましたので、台風が接近しても安心ですね(^^)/

鬼瓦の周囲や、鬼瓦の先に設置している巴瓦の周囲の漆喰も劣化し無くなっていましたので、しっかりと漆喰を詰めました。

漆喰は瓦同士の継ぎ目から雨水が侵入しない為とお伝えしましたが、他にも瓦を固定する役割もあります。

紀の川市在住K様邸での屋根修理は以上となります。
屋根修理をお考えの方は街の屋根やさん和歌山店で修理を行ってみませんか？