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現場ブログ
和歌山市でバルコニーの上裏のモルタルが落下！防水性の低下が原因？

みなさまこんにちは！街の屋根やさん和歌山店です。

和歌山市在住N様より

「バルコニーの裏側のモルタルが一部落下したんです。
他にもブロック塀の撤去も考えているので一度見に来てくれませんか？」

とご連絡を頂き現場調査を行いましたので、その様子をご紹介したいと思います！

街の屋根やさん和歌山店では屋根工事以外にも外構工事など様々な工事を
行っていますので、お家の事で気になることがあれば一度ご相談ください(*^^*)

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和歌山市在住N様邸　現場調査の様子をご紹介していきたいと思います

バルコニーの裏側のモルタルが落下したとのことですが、
バルコニーの裏側のことを【上裏‐あげうら‐】と言います。

上裏は、バルコニーの裏側以外にも階段の裏面や庇(ひさし)の裏側のことを言います。

また、バルコニーの上裏については【軒天‐のきてん‐】や
【軒天井‐のきてんじょう‐】とも呼ばれることがあります。

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バルコニーの上裏の被害状況をご紹介！

和歌山市在住N様邸のバルコニーは、上裏と壁はモルタルが塗られており、
上裏の表面には塗装、壁部分にはレンガが張られていました。

上裏のモルタルが落下した場合、落下した部分やひび割れた部分を
補強し修理するご提案もできますが、

N様は「モルタルやが使われていると、重量もあり今後また落下したら恐いです…。」と

とても不安そうな様子でしたので、ベランダの上裏と壁のモルタルを撤去し、
少しでもバルコニーが軽くなるよう上裏はケイカル板へ張替え、
壁部分は金属サイディングへ張替える工事をご提案させていただきました。

落下したモルタルや排水口へ繋がっていた雨樋は、庭の端の方に残してくれていました。

モルタルは大きな塊のまま落下しており、落下した時に人がいなくて本当によかったです。

雨樋とは雨水を下水や地上へ排水させるための設備ですので、外れていると雨水が直接落ちてくる状態となっていました。

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バルコニーの上裏にはたくさんのクラック(ひび割れ)が発生していました。

モルタルは元々経年劣化で、防水効果が低下してくるとクラックが発生しやすくなります。

原因としては地震などの揺れなどもあるのですが、防水効果が低下したモルタルは雨水を吸収しやすくなり膨張し、日当たりが良いと乾燥し収縮します。
このように膨張⇔収縮を繰り返すことでクラックを発生させることがあります。

しかし、和歌山市在住N様邸ではバルコニーから雨水が侵入し、それが原因で上裏のモルタルが落下した可能性も考えられます！

なので、続いてはバルコニーの調査を行うことにしました。

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バルコニーの調査を行います！

バルコニーの調査を行う時には、防水層が傷んでいないか。
雨水が侵入しそうな部分はないか。などを調査していきます。

バルコニーやベランダ等は建物の外部に設置されており、
雨水や紫外線、熱などの影響を良く受ける場所です。

なので、バルコニーやベランダの床には雨水が侵入しないよう防水層が施工されており
防水層の表面には紫外線から防水層を保護する保護塗料が施工されています。

しかし、防水層も保護塗料も一生ものではありませんので、定期的にメンテナンスを行う必要があります！

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和歌山市在住N様邸のバルコニーの床は【シート防水】で施工されていました。
シート防水は名前の通りシート状の防水層を敷いて防水する施工方法です。

N様邸では、築35年で35年間一度もバルコニーのメンテナンスを行っていないとのことでしたので
バルコニーの劣化が結構進んでいました。

バルコニーの床はシート防水を保護している保護塗料がめくれており
防水層に雨水が長期間侵入し、防水層を傷めている可能性が高いです。

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他にもバルコニーに降った雨水を排水するための排水口(ドレン)周りにはゴミが溜まっており、しっかりと排水できない状態となっておりました。

排水口に雨水が溜まるとベランダ床に雨水が残ったままになりますので、防水層や保護塗料を傷める原因となります。

バルコニーの壁にも数ヵ所のクラックが発生していました。

細いクラックであっても雨水はその隙間から侵入していきます。
壁のクラックから侵入した雨水はバルコニーの下地となる木材を腐食する可能性があります。

今回はバルコニーの壁にクラックが発生していますが、
建物の外壁にクラックが発生している場合は建物自体の耐久性を低下させることもあります。
なので、外壁にクラックが発生した場合もなるべく早く補修や外壁塗装を行うようにしましょう！

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和歌山市在住N様邸のバルコニーの壁の笠木天端(上部の仕上げ)は、タイルで仕上げられていました。

笠木天端がタイルで仕上げられていると、直接降った雨水がタイルの目地から雨水がしみ込んでいく可能性があります。

また、タイルの目地から流れた雨水が原因で壁には雨だれができて汚れが目立っていました。

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ブロック塀の撤去と外構工事も行います！

和歌山市在住N様邸では市の補助金を使って、ブロック塀の撤去をお考えでした。

ブロック塀を撤去し、オープン外構にしたいとのことでした。
オープン外構とは、建物の敷地をブロック塀やフェンスで囲わずに、
周囲からオープンに見える外構のことです。

N様邸の庭にはたくさんの植物が植えられていたのですが、
雑草を抜いたりするのが大変だとのことでしたので、
土間はコンクリート仕上げにしたいとのことでした。