岩出市で雨漏りの可能性があり、棟瓦を積み直す工事を行いました
2023.12.25
みなさまこんにちは★街の屋根やさん和歌山店です。今回は棟瓦を積み直す工事の様子をご紹介します！岩出市在住M様邸では現在雨漏りはしていないのですが、棟瓦から雨水が侵入している可能性があったので、今後の事を考えて「棟瓦積み直し工事」を行うことになりました(*^^*)現場調査の様子を先…
岩出市の雨漏り修理でベランダにウレタン塗膜防水を施工！
●● M様邸の雨漏り修理の内容 ●●
● ベランダの防水
● 外壁や庇に発生したひび割れやベランダのサッシ回りをシーリングで補修し、外壁の一部を防水形の塗料（シリコンテック）で塗装
● ベランダの下の屋根と外壁の取り合いに壁際水切りを取付け
前回の記事でベランダ防水工事の中の下地調整の様子を詳しくご紹介していますのでよかったらご覧になって下さい。
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●● ウレタン防水とはウレタン塗膜防水工法のことです ●●
液体状のウレタン防水材（通常の塗料よりも少し粘り気があります）を
防水面に塗布して防水層を形成します。
基本的に、主剤と硬化剤とを混ぜ合わせたものを施工し、
施工すると二つの成分が化学反応を起こして次第に硬化することで丈夫な防水膜が出来上がります。
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ウレタン防水のメリットは？
● 液体状なので、立ち上がり壁から床面にかけて継ぎ目のない防水層を形成することができる
● 防水する箇所の形状に合わせて施工可能
● 軽量で建物に負担をかけることなく施工できる
● 作業性が良く、様々な下地に対応できる
● 他の防水工事と比べて比較的安価で施工可能
ウレタン防水のデメリットは？
ウレタン防水のデメリットは実はそれほどありません。敢えてお伝えすると以下になります。
▲ 施工の難易度が高い（手作業で柔らかい防水材を均等に塗布し、平滑に仕上げないと水たまりができたり、薄膜の部分から雨漏りする可能性があるため）
▲ 定期的に表面のトップコートを塗り替えないといけない（トップコートは防水層を保護する役割があります）
雨漏りから住まいを守るため、陸屋根・ベランダ・バルコニーの定期的なメンテナンスは必須です！
防水についてもっと詳しく知りたい！
そんな方へ・・・
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防水面に密着性が低下している塗膜が残っていたり汚れがついたままの状態で防水を施すと、下地の状態が悪いので後の施工不良に繋がる危険性があります。
ケレンとは・・鉄部の錆や古い塗膜などを落とし、防水面の状態を整える作業のことです。
カチオンクリートは薄塗で下地を作ることができるので、重量的に建て物に負担をかけることがありません。
コンクリートやモルタル、その他のあらゆる下地にしっかりと密着するため、健全な状態で防水を施すことができます。
◆ カチオンクリートを塗布してつくった下地を乾燥させてからプライマーを塗布します。
プライマーは接着効果がある塗料で、この上に施工する防水層をしっかりと密着させるための工程です。
透明の塗料で、この後隠れて見えなくなりますが、防水層を長持ちさせる重要な役割があります。
◆ ベランダの立ち上がり壁や笠木、床面全体にプライマーを塗布しました。
笠木とは・・立ち上がり壁や手すり壁の天端の仕上げ
プライマーに塗り残しがあるとその部分だけ密着性が低下して浮きや剥がれの
原因になる可能性があるため、丁寧に塗布しないといけません。
ちなみに、奥に見えるエアコンの室外機は専用の部材で持ち上げた状態で防水を施工します。
ウレタン防水材は塗料よりも少し粘り気があります。
手作業でローラーで伸ばしながら塗布します。
液体状ですので、立ち上がり部分と床の取り合い部分も継ぎ目なく施工できます。
◆ 床面にも厚みが均等になるようにウレタン防水材を塗布します。
床面のウレタン防水材は厚みが均等になるように施工しないと、水たまりができたり、厚みが薄い部分だけ早く劣化してしまいます。そのため、誰でも施工できるわけではありません。
☆ 街の屋根やさん和歌山店は防水専門の熟練の職人が作業しますので安心してお任せください。
◆ ウレタン防水材を防水面全体に塗布し、乾燥させてからもう一度塗り重ねました。
ウレタン防水材は既定の厚みをもたせないとその性能を発揮させることができないので、
塗り重ねて厚みをつけないといけません。
ウレタン防水材は形状に合わせて施工ができ、継ぎ目がないので、
プールのようにベランダを防水層で包み込むことができます。
ウレタン防水材は紫外線に弱いという弱点があるため、紫外線に直接あたらないように塗料で保護しないといけません。
※一番上に塗る塗料のことをトップコートと言います。
◆ トップコートを塗布し、ベランダ防水完了です！
ウレタン防水材は乾燥してもやや粘着力が残っている為、何度も上を歩くことができないですが、
トップコートを塗布すると歩行可能になります。
トップコートが劣化して割れたり剥がれることがあると、
下に控えている防水層が紫外線に晒されて急速に劣化が進みます。
防水層が傷むと雨漏りの原因になりますので、
3～5年ごとにトップコートの塗り替えのメンテナンスが必要です。
◆ M様邸のベランダはL字型の形状で長いベランダです。
雨漏りを完全に止めるためにベランダ全体をきちんと防水しました。
防水層が傷むと雨漏りしますので、その場合はM様邸のように防水を一からし直さないといけません。
防水層の劣化を遅らせて長持ちさせるために、定期的なトップコートのメンテナンスをお勧めしています。
街の屋根やさん和歌山店は、ベランダやバルコニー、陸屋根などの防水工事も承っております。
まずはお気軽にご相談くださいね。
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