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施工事例
岩出市で下屋に取り付けられた天窓をガルバリウム鋼板で塞ぎました

工事のきっかけ

岩出市在住N様より
「お風呂のリフォームをして下屋にある天窓が不要になったので、天窓を塞ぐ事はできますか？」
とのご相談をいただきました。

下屋に取り付けられた天窓は、下屋いっぱいに3枚の窓が付いていました。
天窓のみを塞ぐよりも、下屋一面を塞いだ方が見た目も良いので、
天窓を残したまま、ガルバリウム鋼板で下屋を葺くご提案をしました。

天窓を塞ぐだけではなくきちんと防水し、
遮熱シートで室内への熱の侵入も防ぐようにしました。

岩出市天窓工事,屋根材(金属)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 天窓工事,屋根材(金属)

施工期間: 6日間

使用材料: ガルバリウム鋼板、野地板、角材、遮熱シート、防水シート、軒先水切り、ケラバ水切り、壁際水切り、コーキング、

築年数: 築約35年

保証年数: 2年

工事費用: 約55万円(足場代含む)

岩出市在住N様より下屋に取り付けられている天窓を塞ぎたいとご相談頂きました。
元々お部屋だったところに、ユニットバスを設置したそうで、下屋にある天窓が不要となったとのことです。

ユニットバスに設置された点検口を覗かないと天窓は見えないので、
天窓から雨漏り発生してしまった場合、すぐには気づけない状態となっていました。

なので、N様は天窓をきちんと防水して板金などで塞げたらいいなあ・・・とお考えでした。

ご相談をお電話を頂き、まずは現場調査へお伺いさせていただきました。

※下屋(げや)とは、2階建て住宅の1階にある屋根の事を指します。

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現場調査へお伺いしました(^^)

現場調査では2階のお部屋から天窓を覗かせていただきました。
天窓とは、屋根や天井に設置される窓の事を言い「トップライト」ともいわれます。
換気が可能なものや換気の出来ないはめ殺しのものなどがあります。

現在の建築基準法では、一定の基準を満たした有効採光面積が必要となります。

天窓は通常の窓に比べて約3倍ほどの自然光が入るので、採光の基準を満たせていない場合、
屋根や天井に天窓を取り付けて、自然光を取り入れる事もあります！

しかし、定期的にメンテナンスを行っておかないと、
経年劣化で天窓から雨漏りが発生することもありますので気を付けましょう。

現場調査の結果、岩出市在住N様邸の天窓は下屋いっぱいに窓がありましたので、
天窓を撤去せずに下屋全体をガルバリウム鋼板で覆うご提案をさせて頂きました。

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岩出市在住N様邸で行った工事の様子をご紹介します

下屋にガルバリウム鋼板を固定するための下地を形成したり、現場でガルバリウム鋼板を加工する必要があったので、一部足場を設置させて頂きました。

足場を設置することで、下屋での作業がしやすくなり安全に工事を行うことができます。

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外壁と幕板の取合いに小さな隙間がありました

岩出市在住N様邸では下屋と外壁の間に幕板(まくいた)が設置されており、
外壁と幕板の継ぎ目に小さな隙間がありました。

小さな隙間があると、外壁から伝って来た雨水が侵入する可能性もありますので、
コーキングを使って防水しました。

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☆屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

天窓のサッシ周りや窓周りにもコーキングを充填します

天窓にサッシ周りや窓周りにもコーキングを充填しました。

窓周りには元々雨水が侵入しないようパッキンが取り付けられているのですが、
経年劣化でパッキンが硬化して、痩せてくることがあります！

パッキンが痩せてくると、室内に雨水が侵入する可能性があるので、
天窓を塞ぐ前にきちんとコーキングを充填し、防水しておきます。

コーキングでサッシ周りや窓周りを防水した後、
窓の部分に遮熱ルーフエアテックスを貼りました。

遮熱ルーフエアテックスとは、遮熱・透湿の性能を用いたルーフィングの事です。
屋根面に敷くことで、雨水を通さないが湿気を逃がすことができて、
さらに室内への熱の侵入を軽減する効果があります！！

ルーフィングについては、こちらの記事をご覧ください。
➡雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

ガルバリウム鋼板を張るための下地を大工さんが作ります！

天窓の上から直接ガルバリウム鋼板を張ると、しっかりと固定する事ができません。
また、アルミ(天窓の枠)とガルバリウム鋼板が直接触れてしまうと、
腐食しやすくなりますので、ガルバリウム鋼板を張る前に角材や合板で下地を作っていきます。

角材で合板を張るための下地を作ってから、屋根全体に合板を張りました。

下地の上に遮熱シートと防水シートを2重貼りします

N様のご要望で、遮熱シートと防水シートを2重貼りにすることにしました。
先に遮熱シートを2重に敷いてから、防水シート2重に敷きます。
両方ともタッカーを使ってしっかりと張らせていただきました。

板金職人が現場でガルバリウム鋼板を加工して葺きます！

軒先や、ケラバ、壁際部分に水切りを取り付けてから、屋根面にガルバリウム鋼板を葺きます。
※水切りとは、建物内部に雨水が侵入しないよう雨仕舞するための部材のことです。

ガルバリウム鋼板は、テープやコーキングで張り付けて、更にビスで固定して葺いています。

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ガルバリウム鋼板を葺いた後は継ぎ目を防水して完成です

ガルバリウム鋼板で下屋を葺いた後は、下屋と外壁の取合いにコーキングを充填して完成です。
ガルバリウム鋼板の色に合わせて、コーキングを充填したので、仕上がりがとても綺麗です(^^♪

ただ、工事をするだけではなく、美観性にもこだわって工事をさせて頂いております！

ガルバリウム鋼板で屋根を葺いた後は、足場を撤去して工事が完成です。

岩出市在住N様邸　天窓を塞ぐ工事が完成しました

下屋に天窓があると、凹凸のある屋根だったのですが、
下地で高さ調整もおこなっているので、勾配はありつつ平坦な屋根となりました。

岩出市在住N様も工事後の様子をご覧になり、とても喜ばれていました。

今回の記事をご覧になり、街の屋根やさん和歌山店で工事をしてみたいな。
と思われた方は、お気軽にご相談くださいね。
調査・見積りは無料で行っています(*^^*)