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施工事例
岩出市で猫が塩ビ波板を破損！耐衝撃性に優れたポリカ波板へ張替え

工事のきっかけ

岩出市在住の方より「38年間使用していた波板に猫が上り波板が割れてしまった。」とご連絡いただき、調査へお伺いしました。
塩ビ製の波板で、変色・変形もしており、変形した隙間からも雨水が入ってくるようでした。
なので、今回はポリカ波板へ張り替える提案をさせていただき、工事を行うことになりました。
長屋の平屋だったので、今回は梯子を使って波板張替工事を行います。

岩出市平屋

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 平屋

施工期間: 1日

使用材料: ポリカ波板、傘釘、コーキング

施工内容その他: 波板張替工事

築年数: 約60年程

保証年数: 2年

工事費用: 約6.2万円(税込み)

みなさまこんにちは！街の屋根やさん和歌山店の施工事例をご覧いただきありがとうございます！
今回ご紹介する施工事例は岩出市在住T様邸の「波板張替工事」についてです。
38年間使用していた波板に猫が乗ってしまい波板が割れてしまったそうで、ガムテープで穴を塞いでいました。
更に岩出市在住T様邸の波板は、塩ビ製の波板で劣化し変形していましたので、変形した隙間から雨水も侵入していました。
なので今回は劣化した塩ビ波板を撤去し、最高クラスの耐衝撃性を誇る「ポリカ波板」へ交換することになりました。

ポリカ波板についてこちらでもご紹介しています➡ベランダ・バルコニーの屋根の補修・修理、防水工事、お任せください

それでは岩出市在住T様邸の「波板張替工事」についてご紹介していきます。

岩出市在住T様邸　現場調査の様子

岩出市在住T様邸は長屋で平屋の家でした。
よく波板に猫が日向ぼっこしに来ており、ある日割れてしまったそうです。
その後穴から雨水が入るようになり、変形した波板の隙間からも雨水が入ってくるので、波板張替をお考えになったそうです。

まずは家に上がらせてもらい、中から調査を行いました。

家に上がらせてもらうと一番奥に扉があり、そこを開けると塩ビ波板屋根の物置がありました。
右写真を見ると、猫が歩いて波板が破損した箇所があります。
破損部分には、ガムテープを貼り雨水が侵入しないよう応急処置していました。
また、波板の先は隙間が空いていたそうで、波板と壁の間にもスポンジが挟まれていました。

続いて外部から波板を調査することにしました。

岩出市在住T様邸は外部に増築し、物置スペースとして使用しており、物置部分の壁の周りにも塩ビ波板が張られていました。
波板屋根を上から見てみると、紫外線や熱の影響を38年間受けた波板は変色で白くなり、変形もしていました。
また、劣化した塩ビ波板は硬くなり、割れやすくなるので、猫が塩ビ波板に乗った衝撃だけでも割れてしまいました。

調査を行い、後日塩ビ波板からポリカ波板へ張替えることになりました。
つづいては工事の様子をご紹介していきます。

岩出市在住T様邸　塩ビ波板からポリカ波板へ張り替えていきます

岩出市在住T様邸では外に梯子を掛けるスペースが無かったので、今回は室内から脚立に乗って波板を張替えることになりました。
なので室内に塩ビ波板の破片や、ゴミなどが落ちても大丈夫なように荷物を移動させていただき、しっかりと養生をおこないました。
床にも養生シートを敷き、脚立を用意し準備が整いましたので、波板張替工事を行っていきたいと思います。

まずは既存の塩ビ波板を撤去していきます。
塩ビ波板を撤去すると骨組みが見えますが、岩出市在住T様邸の骨組みはしっかりとしていましたので、今回はこのままの骨組みにポリカ波板を張替えていきます。
骨組みが腐食していたり、劣化が激しい場合は骨組みの補強や撤去し新しく作り直すこともあります！

撤去した塩ビ波板の写真です。
元々、塩ビ波板は水色の波板だったそうで、波板が重なっていた部分(紫外線が当たりにくい部分)が変色していませんでした。
T様も撤去した波板を見て「元々はこんな色だったんですね！」と驚いていました。

撤去する際塩ビ波板は劣化していますので、所々割れて破片が落ちていました。
割れた波板の破片などもしっかりと撤去しますのでご安心ください。

既存の塩ビ波板を撤去し、新しくポリカ波板を設置していきます。
ポリカ波板とは「ポリカーボネート」を波型に加工したもので、
ポリカーボネートは合成樹脂類(プラスチック)の中でも最高の耐衝撃性を持ちます。

その他の特徴について・・・

★耐候性も高いので、長期間使用できます
★透明性があります　(エンボス加工により光を通しにくいものもあります)
★金属素材の波板よりも加工しやすい
★軽素材なので重みによる負担がかかりにくい　等があげられます。

最高の耐衝撃性を持つポリカ波板ですが、どのようにして張られていくのかというと・・・
ステンレスの傘釘(かさくぎ)を使って固定していきます。
傘釘を打ち込む場所も決まっており、ポリカ波板の丁度山になっている部分に傘釘を打ち、固定します！

波板の谷に傘釘を打ってしまうと、谷部分に降った雨水が傘釘部分に溜まってしまい、雨漏りの被害が起こる可能性があります。

室内で順番に波板を張ってきましたが、張じまい(一番最後の波板)は必ず外部からでないと傘釘が打てないので、外から脚立に上り固定しました。
岩出市在住T様邸の場合、平屋で張じまい部分に脚立を立てて波板張替工事ができましたが、
脚立やはしごがを立てるスペースが無い場合は足場を組んで工事を行う場合もあります！

「我が家の波板も張替えたいけど、足場組まないといけないかな？」と思われた方は一度ご相談ください！
街の屋根やさん和歌山店では「相談・調査・見積り」は無料で行っていますので、
調査へお伺いさせていただき、足場が必要か必要でないかを確認することができます！
無料調査について➡街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

ポリカ波板の張替えが完了すると続いては、外壁と波板の取合い部分にコーキングを充填しました。
外壁と波板の継ぎ目には小さな隙間がありますので、いくら耐衝撃性のポリカ波板を張ったところで
隙間から雨水が内部へ浸透してしまうと、屋根の意味がありませんよね。
なので、雨水が入り込まないよう防水のためにコーキングを充填しました。

コーキングについてはこちらでご紹介します➡屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

最後にポリカ波板の先の長さをそろえて完成です★
長さがバラバラだと見た目が悪いので、美観性の為に長さをそろえます。
ただ、劣化した波板を張り替えるだけでなく、完成後の見た目もお客様に喜んでいただくよう最後まで手を抜かずに作業を行います。

岩出市在住T様邸　波板張替工事が完成しました

透明感のあるブラウン色の波板で太陽の光も入りやすくなり、猫たちが日向ぼっこへ来ても耐衝撃性に優れたポリカ波板なので割れる心配はありません！
岩出市在住T様にも「ポリカ波板に変えて室内が明るくなったので良かったです！」と言っていただけましたので良かったです。

街の屋根やさん和歌山店では建物の屋根以外にもベランダやバルコニーの屋根修理なども行っています！
ポリカ波板の中でも遮熱効果のある『遮熱ポリカ』もありますので、暑さを解消したい方は一度こちらのページを御覧ください。
➡屋根リフォームで夏の暑さ対策してみませんか
遮熱ポリカ以外にも『棟換気』や『天窓交換』などで暑さを解消する方法はいろいろあります！