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現場ブログ
和歌山市の玄関庇補修！無垢板へ張替え高級感のある庇へ

みなさまこんにちは！

和歌山市在住E様より「軒天の表面が剥がれてきたので、調査してほしい。」とご連絡いただきました。
後日、無料点検へお伺いし、軒天と玄関庇の補修工事うを行うことになりましたので、
その様子をご紹介していきたいと思います！

その前に、【軒天‐のきてん‐】【玄関庇‐げんかんひさし‐】など初めて聞く方も多いと思いますので
説明していきたいと思います。

【軒天】【玄関庇】についてご説明します

　　
　建物から伸びた屋根の裏の事を軒天と言います。　

建物の外壁の外側に突き出している部分を軒(のき)と言い、その裏側を軒の天井ということで、軒天と呼ばれます。

軒天については詳しくはこちらをご覧ください！

★軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります

　　
　玄関にある小さな屋根を玄関庇と言います。
　
　庇とは、外壁の窓や出入口などのすぐ上につけられた屋根のことで、夏は日差しを遮り、冬は日差しを採り入れたりします。
また、雨が降った時などは庇が頭上にあれば濡れるのを防げます。

庇について詳しくはこちらをご覧ください！

★お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法

和歌山市在住E様邸　現場調査の様子をご紹介します

和歌山市在住E様邸のご自宅へ向かいますと、すぐに軒天の表面がめくれているのがわかりました。
E様邸の軒天にはプリント合板が張られていました。

プリント合板とは、柄や模様を印刷した紙を合板の上に張り付けた化粧合板のことです。
印刷して紙を張り付けているので、紫外線や雨水等により表面が劣化すると
合板に張り付いていた紙が剥がてくることがあります。

ご自宅の家具などで、テープが付いて剥がす時にテープと一緒に表面が剥がれた経験はありませんか？
実は、その家具もプリント合板で作られており、プリント合板は様々な場所でよく用いられています。

軒天の表面がめくれてはいないですが、割れて隙間ができている部分もありました。
この部分もプリント合板ですので、隙間に雨水が浸透し続けると、
先ほどのように軒天の表面が剥がれてくる可能性があります。

また、軒天内部に雨水が浸透し、内部の下地となる木材が腐食する可能性もありますので、
軒天が少し剥がれているな。変色しているな。と思われた場合はできるだけ早く修理しましょう！
放って置くと下地からの修理となりますので、金額が大きくなる場合がございます。

軒天以外にも、玄関庇も調査しました。
玄関庇とは先ほどもお伝えしましたが、玄関出入口にある屋根の事です。
和歌山市在住E様邸の玄関庇は木材でできていました。

表面は軒天とは少し違い、天然木化粧合板で仕上げていました。

天然木化粧合板とは、合板の表面に天然木をスライスしたものを張り付けた化粧合板のことです。
本物の木を表面に張り付けているので、自然な木のように見え、プリント合板よりも高級感が出ます。

天然木化粧合板は、表面は本物の木なので、周りの湿度に応じて水分を吸収⇔排出したりします。
それが原因で板が反ったり、E様邸の玄関庇のように割れてしまう場合があります。

割れた部分から雨水や湿気が侵入してしまうと、玄関庇が腐食してしまう可能性がありますので
玄関庇も修理することになりました。

現場調査の結果、後日軒天と玄関庇の補修工事をおこなうことになりましたので、
玄関庇の補修工事の様子をご紹介していきたいと思います。

和歌山市在住E様邸　玄関庇の補修工事について

和歌山市在住E様邸の玄関庇は天然木化粧合板だったので、表面の天然木部分のみ剥がしていきます。

玄関庇の劣化や傷みが激しく左右の高さが違っていたりする場合は、既存の玄関庇を解体し、新しい玄関庇へ交換します。
その場合、周辺の外壁等も剥がさないといけないことがあり、費用も高くなる場合があります！

和歌山市在住E様邸の玄関庇の場合は、天然木を剥がした後の内部は綺麗なままでしたので、
そのまま、無垢板を設置することができます。

無垢板とは…？

➡天然木から取り出し、1枚の板に加工した自然素材の板のことです。

E様邸の玄関庇は元々天然木化粧合板で表面は天然木だったので、今回も天然木で仕上げるために無垢板を使用しました。
また、玄関庇は外部にありますので、防水機能のある無垢板を使用します。

無垢板の加工ができると、無垢板の裏側にボンドを付けていきます。
玄関庇はボンドで固定するため、しっかりと隅々までつけていきます。

ボンドだけでしっかりと密着するの？と思われた方も多いと思います。
ボンドで玄関庇を張り付けた後は、しっかりと密着させるために隠し釘を打ち込んでいきます。

木材同士をボンド等の接着材で張り付けた時に、固まる前に浮いてきてしまうことがあります。
木材同士が剥がれて浮いてこないようにするために、隠し釘と呼ばれる釘を打ち込むことで
手で押さえなくてもしっかりと密着させることができます！

密着後は、隠し釘の頭部分(緑の箇所)を叩き落とすのですが、
玄関庇部分では、隠し釘に雨水等が付着し、錆びてしまうと劣化しやすく見た目も悪くなりますので、
今回は、無垢板が固定できたのを確認し、後日すべての隠し釘を抜いて完成させます。

ボンドが乾燥したのを確認し、隠し釘を全て抜いて完成しました。
隠し釘は細い釘ですので、抜いた後も釘の跡がわかりにくいですので、安心してください！

和歌山市在住E様邸の玄関庇は、自然素材の木材で補修をしましたので、高級感のある玄関庇へと変身しました。
次回の現場ブログでは、軒天部分の補修工事について詳しくご紹介していきたいと思います。
次回の現場ブログ➡和歌山市の軒天補修工事、プリント合板で補修しました

我が家の玄関庇や、軒天が少し劣化してきたかな？と思われた方は
お気軽に街の屋根やさん和歌山店へご連絡ください★

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