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施工事例
和歌山市でカチオンフィラーで下地調整し、ウレタン防水を行いました

工事のきっかけ

和歌山市在住T様邸ではベランダの劣化が原因で、
雨漏りを引き起こしている可能性がありました。

T様邸のベランダ床はウレタン防水で施工されており、
床や壁に発生したひび割れから雨水が侵入したのが原因で、
室内の天井に雨染みが発生していました。

ベランダに発生したひび割れを補修し、
カチオンフィラーで下地を作り、ウレタン樹脂で防水層を施工しましたので
その様子を詳しくご紹介したいと思います★

和歌山市防水工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 防水工事

施工期間: ４日

使用材料: カチオンフィラー、ウレタン樹脂、プライマー、コーキング、トップコート

施工内容その他: ベランダ防水

保証年数: ２年

工事費用: 約22万円

和歌山市で雨漏りのご相談を頂き、ベランダに原因がありました！

和歌山市在住T様より雨漏りのご相談を頂き、雨漏り調査を行いました。
雨漏りしていた箇所は１階和室の天井からで、
天井には雨染みが発生していました(>_<)

雨染みが発生していた付近にはベランダが設置されていましたので、
ベランダの調査も行いました！

ベランダの劣化が原因で雨漏りが発生する事は多いです！
なので雨漏りする前に定期的にベランダをメンテナンスする事をオススメします。

≪関連記事≫
✱ベランダが原因で雨漏りする事があります！
✱雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

和歌山市でベランダの調査を行いました

和歌山市在住T様邸のベランダ床の表面に塗装されている
「トップコート」が劣化し剥がれている事で雨水が流れにくくなり、
泥や雨水が溜まりやすくなり、コケも生えていました。

T様邸ではウレタン防水が施工されているのですが、
トップコートの劣化により防水層にまで雨水が侵入し、防水層を傷めていました。
防水層が傷んでいる以外にも、壁に発生したひび割れからも雨漏りが侵入する事があります。

なので、ベランダに発生しているひび割れを補修し、
劣化したベランダ床の下地をカチオンフィラーで整えた後、
ウレタン樹脂で防水層を施工するご提案をしました。

≪関連記事≫
✱防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
✱ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程

カチオンフィラーで下地を調整する様子をご紹介します

ウレタン防水工事では、ウレタン樹脂の防水層が
しっかりと下地に密着するために、下地を綺麗にする必要があります。

T様邸のベランダ床にはコケや泥が溜まっていましたので、
ケレン作業で清掃し、古くなった塗膜も削り落としていきます。

ケレン作業とは、スクレーパーやワイヤーブラシ等で汚れを削り落とすことです。
ベランダ防水以外でも外壁塗装、屋根塗装など塗装する前には欠かせない作業です。

≪関連記事≫
✱屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる

ドレンにも泥が溜まっていましたので清掃しました

ベランダ床は降った雨水が適切に排水できるように、排水口に向かって少し傾斜が付いています。

雨水が流れていく排水口の事を「ドレン」と言い、T様邸のようにドレンが詰まっていると雨水が排水する事ができず雨水が溢れる事があります。

なので、ドレンや集水器も掃除しました。

ケレン作業で汚れや塗膜を削り落とした後は、
シーリングを使って、立ち上がり部分などの継ぎ目を防水したり、
壁や床に発生したひび割れを補修していきます。

シーリングとは、防水性や気密性を高める為の充填材です。

≪関連記事≫
✱屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

T様邸のベランダの壁には手すりが設置されていました。

壁の天端に、モルタルの笠木が取り付けられており、
笠木に手すりの柱が設置されています。

笠木と手すりの柱の取合いから雨水が侵入し、
壁が腐食して雨漏りを引き起こしたり、外壁が剥がれて落下する事もあります。
なので、手すりの柱と笠木の取合いにもシーリングを充填して防水しました。

≪関連記事≫
✱笠木について詳しくはこちら

カチオンフィラーで下地を綺麗に整えていきます

ベランダ床をしっかりと、補修し防水した後
床と立ち上がり部分にカチオンフィラーを塗っていきます。

カチオンフィラーとは、セメント系のフィラーのことです。
現在の下地はマイナスの電気を帯びているので、
プラスの電気を帯びたカチオンフィラーを使用します。

するとマイナスの電気とプラスの電気が引き合うので、
接着性が高まり強度のある下地が形成されます。

カチオンフィラーで下地を整えた後は、プライマーと呼ばれる接着剤を塗装します。

プライマーを塗装する事で下地と、これから施工する防水層がしっかりと密着し、剥がれにくくなります。

プライマーが乾燥したら、防水層となるウレタン樹脂を塗装します。
ウレタン樹脂は「ウレタンゴム」とも呼ばれており、硬化するとゴム状の防水層となります。

防水性が高いのはもちろん、ゴム状ですので柔軟性にも優れています。
ウレタン樹脂は２回に分けて塗装します。

２回に分けて塗装する事で防水層に厚みがでて強度が上がります。
また、継ぎ目のない防水層を形成し、塗り残しも防ぐことができます！

トップコートで防水層を保護します

ウレタン樹脂は硬化すると、粘着性が出てきます。
なので、ウレタン樹脂の上を歩くと足の裏がくっついて歩きにくく、
ゴミなども付着しやすくなります。
その他にもウレタン樹脂は紫外線に弱いという特徴もあります(>_<)

そのため、粘着性のあるウレタン樹脂に直接トップコートを塗装して仕上げます。

トップコートは乾燥するとツルっとした仕上がりになりますので、
床に塗装するトップコートには骨材入りのものを塗装します。
骨材入りだと、滑り止め効果があるので安心です(*^^*)

トップコートも2回塗装して完成です♬