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紀の川市｜屋根葺き替え工事　貫板を設置し縦ハゼ葺き工法で葺きます

街の屋根やさん和歌山店です。
紀の川市で行った屋根葺き替え工事についてご紹介します。

紀の川市在住H様邸では瓦屋根から金属屋根へと葺き替える事になりました。

前回の現場ブログでは、屋根の面に野地板を施工する様子と、
防水紙(ルーフィング)を張る様子、唐草(からくさ)を設置する様子をご紹介しました。

今回はその続きをご紹介したいと思います。

≪関連記事≫
★屋根葺き替えで不安を解消しませんか?
★4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
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紀の川市在住H様邸　貫板取り付け工事と金属屋根を葺く様子をご紹介します

貫板(ぬきいた)とは、屋根面同士の取合い(山形になっている部分)に設置された
棟板金(むねばんきん)の下地のことです。

棟板金は、屋根面の取合いに雨水が侵入するのを防ぐ為に設置されています。

貫板を取り付けた後は、棟板金を設置する前に金属屋根を葺きますので
その様子もご紹介したいと思います(*^^*)

≪関連記事≫
★棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決！

貫板を取り付けていきます

貫板は、屋根面の継ぎ目の両サイドに固定していきます。

寸法を測り、今後設置する棟板金の幅に合わせて取り付けていきます。
貫板は、ビスを使ってしっかりと固定しています。

加工したガルバリウム鋼板で屋根を葺いていきます

紀の川市在住H様邸ではガルバリウム鋼板と呼ばれる屋根材を葺いていきます。
板金職人が加工したガルバリウム鋼板を、屋根の端から縦向きに葺いていきます。

H様邸のように板金を縦向きに葺いていく方法(縦葺き)と、
横向きに葺いていく方法(横葺き)があります。

【ガルバリウム鋼板の特徴についてはこちらをご覧ください】
★屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットを徹底解説
★トタン、ガルバリウム、エスジーエル、金属屋根材徹底比較

縦葺きと横葺きの違いはなにか・・・？

シンプルな印象を与える縦葺き

デザインが豊富な横葺き

メリット	棟から軒先へまっすぐ縦に下りているので、雨水が流れやすく雨漏りしにくい	複雑な形状の屋根でも施工ができる
	勾配の緩い屋根にも施工ができる	外壁の雰囲気に合わせやすい
	施工費用が横葺きに比べて安い	断熱材一体型の屋根がある

デメリット	複雑な形状の屋根には不向き	縦葺きに比べ、排水機能が劣る
		勾配が緩い屋根には不向き
		施工費用が縦葺きに比べて高い

縦葺きの屋根はどのようにして葺かれているのか・・・？

紀の川市在住H様邸では「縦ハゼ葺き」と呼ばれる工法で葺いていきます。

ハゼとは建築用語で、板金の接合部分を折り曲げてかみ合わせるように繋ぎ合わせた部分を言います。
縦ハゼですので、ハゼの部分が立ち上がった形状となっています。

板金同士がしっかりとはまった状態となりますので、一度ははめると外れにくくなります。

板金の接合部分をスプーンビスでしっかりと固定してから、隣に葺く板金を接合しています。

スプーンビスは頭の部分が平たいビスで、先がスプーン状になっていて、木材の繊維を切断しながら入り込みますので、下地の木材などが割れにくいです。

ガルバリウム鋼板の屋根材を縦ハゼ葺きで葺いた後は、軒先部分を曲げていきます。
下地と屋根材の取合いには小さな隙間ができてしまいますので、
ガルバリウム鋼板の軒先を折り曲げる事で、雨水侵入を防ぐことができます(*^^*)

縦ハゼの先でも小さな隙間が発生してしまいます。
その部分は専用の部材をスプーンビスで取り付けて隙間を無くします。

屋根葺き替え工事では、雨水を侵入させない為に様々な工夫がされています。
しっかりと防水し、安心の出来る屋根工事は街の屋根やさん和歌山店にお任せください！

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★街の屋根やさんの屋根リフォーム「不安ゼロ宣言」
★豊富な経験と信頼の実績　施工事例

次回の現場ブログでは谷板金の設置工事の様子をご紹介します

紀の川市在住H様邸では屋根面同士の取合いで谷の部分がありましたので、
谷の部分には谷板金を設置する必要があります！

次回の現場ブログでは、谷板金の設置工事の様子をご紹介したいと思います。
次回の現場ブログ➡紀の川市でガルバリウム鋼板の谷板金を取り付ける工程をご紹介

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