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現場ブログ
岩出市で破風板と広小舞が破損！破風板を固定しダボで釘頭を隠します

岩出市在住S様邸で行った屋根工事の様子をご紹介します！

岩出市在住S様より「瓦が飛散したので、修理してほしいです。」とご連絡頂き、
現場調査を行った後、工事依頼の電話を頂きました。

街の屋根やさん和歌山店では屋根材が1枚破損した等、
小さな工事でも行っておりますので、屋根材のひび割れや飛散でお困りの方はご相談ください！

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岩出市在住S様邸の屋根の被害状況

工事を行う前には必ず現場調査を行います。

調査の結果、屋根の袖部分に葺かれている[袖瓦‐そでがわら‐]が破損していました。

また、広小舞の下部に取り付けられている[破風板‐はふいた‐]の釘が抜けて
外れていましたので、落下する危険性もありました。

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既存の破風板と広小舞を下から覗いてみました

破風板と[広小舞‐ひろこまい‐]を下から覗くと、広小舞が割れていました。

広小舞は母屋(もや)を支える役割や、
瓦を固定する為に敷かれている葺き土(ふきど)が流れるのを防ぐ役割があります。

なので、広小舞が割れていると、母屋を支える強度が低下したり、
割れた部分から葺き土が流れてくる可能性がありましたので、
広小舞も新しく交換する事にしました。

母屋(もや)とはどの部分？⇨母屋とはこの部分です！

既存の破風板・広小舞を撤去し、破風板を取り付けていきます

工事当日は、工事場所の下にトタン屋根が取り付けられていましたので、
トタン屋根に乗って作業を行うことになりました。

直接トタン屋根に上ってしまうと、トタン屋根に穴が空き落下する危険性がありますので、
平たい板を乗せて、直接トタン屋根に重さがかからないようにしています。

破風板を取り付ける前に、飛散した瓦や残っている葺き土を撤去し、
割れていない瓦は再利用しますので、残しておきます。

破風板と広小舞を加工していきます

S様邸の破風板は、少しカーブのかかった破風板でしたので既存の破風板と同じ形状に加工していきます。

広小舞は三角のような形状をしているので、広小舞も加工していきます。

破風板の加工作業の様子です。
寸法を測った後、ノコギリで木材を切ったり、カンナで表面を削ったりしています。

カーブのかかった板を加工するのはとても難しい作業だそうです。

街の屋根やさん和歌山店では、難しい加工もできる大工さんがいますので
屋根工事で木材を加工している様子が見れた場合は是非とも見ていただきたいです★

破風板を固定していきます

破風板の加工が完成すると、いよいよ固定していきます。
破風板はビスでしっかりと固定します。

破風板は仕上がりが外部から見えるので、
ビス頭が見えていると見た目が悪くなってしまいます。

なので見た目を良くするために、ビス頭の上からダボを指して、ビス頭を隠していきます。

ダボとは釘やビス等を使わずに、木材同士を繋げる時に使われる部品の事です。

本棚や、カラーボックスなどを組み立てる時によく使われているのですが、
今回の工事のように、ビス頭を隠す時にもダボが使われることがあります。

ダボが埋められた場所はどこかわかりますか？

ダボをかなづちで打ち込んだ後の破風板です。

どの部分にダボが打ち込まれているがわかりますか？

答えは、写真の右下の赤い〇で囲んだ所にダボが打ち込まれています。

近くで見るとどこに打ち込まれているかわかるかもしれませんが、地上から破風板をみると全く見えなくなります。

ダボが入る穴と、ダボのサイズがぴったりすぎて凄いですよね(*^^*)

破風板の取り付けが完成しました！

破風板の取り付け後は、破風板の上に広小舞を取り付けていきます。
その様子は次回の現場ブログでご紹介します★

次回の現場ブログはこちら
✱岩出市の屋根工事で広小舞の加工後、破風板の上に固定しました

前回の現場調査の様子はこちら
✱岩出市でのし瓦や袖瓦が飛散！屋根瓦の修理はお任せください★