岩出市で降り棟を積み直してステンレス線と漆喰で固定しました | 和歌山市で屋根のメンテナンス、リフォームなら街の屋根やさん

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岩出市で降り棟を積み直してステンレス線と漆喰で固定しました

みなさまこんにちは！街の屋根やさん和歌山店です。

前回の現場ブログで、棟瓦に生えた植物を撤去する様子をご紹介しました。
植物は根を張るので、棟瓦を一度仮撤去しないと根まで抜くことができません。

棟瓦を仮撤去し雑草を抜いたら、棟瓦を積み直すのですが、
その時に漆喰とステンレス線、コーキングを使って
瓦を固定しましたので、その様子をご紹介したいと思います。

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岩出市で棟瓦の雑草を撤去した後、復旧する様子をご紹介します

岩出市のお寺では、棟瓦にたくさんの雑草が生えていました。

棟瓦を仮撤去すると、葺き土が出てきます。
根を抜くのに葺き土も一緒に剥がれてしまいますので、
雑草と一緒に撤去し、葺き土の代わりに黒漆喰を詰めて棟瓦を積み直しました。

黒漆喰と白漆喰の違いとは・・・？

今回の工事で使用した漆喰は「なんばん漆喰」と呼ばれる漆喰で、
普通の漆喰とは違い、シリコンや防水材が含まれています！

なんばん漆喰は葺き土と漆喰の役割を兼ね備えたものなので、
最近では南蛮漆喰のみを使用して瓦を葺くことも増えてきています。

なんばん漆喰は白と黒があるのですが、値段以外で違いはありません。
白漆喰に比べて安い黒漆喰を、外部から見えにくい部分に使用し、
外部から見える部分には白漆喰を使用しました。

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漆喰を詰めるには、知識が必要です！

漆喰は瓦を固定させる役割以外にも、
瓦同士の取合いに漆喰を詰めて雨水の侵入を防ぐ役割もあります。

しかし、中には漆喰を詰めることで、雨漏りを引き起こす場所もあります(>_<)

その部分は「トンネル」と呼ばれており、
屋根から流れた雨水を軒先へ排水させる為にあえて開けてトンネルにしています。

トンネルを塞いでしまうと、トンネルの入り口で雨水が溜まって
屋根内部に雨水が浸透して雨漏りを引き起こす事例もあります。
なので漆喰を詰める時は、知識のある職人に工事を依頼しましょう！

【屋根のトンネルが塞がって雨漏りが発生した事例】
現場調査➡岩出市の平屋で雨漏り！雨水が流れていくトンネルが塞がれていました
工事の様子➡岩出市で雨漏り修理、雨水を排水する為のトンネルが詰まっていました

ラバーロックで瓦を固定します

棟瓦や風切丸と呼ばれる瓦がズレたり、飛散しないようにラバーロックしました。

ラバーロックとは、瓦同士をコーキングで固定する方法です。
ラバーロックも間違った場所に充填してしまうと
雨漏りを引き起こすので、気をつけましょう。

街の屋根やさん和歌山店では
知識豊富な瓦職人が漆喰工事を行っていますのでご安心ください。

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落下して無くなっていた鬼瓦も修理しました

お寺に取り付けられていた鬼瓦は特別な形状だったため、
特注で既存の鬼瓦と同じものを用意しました。

鬼瓦は棟瓦の下地に打ち込んだ釘に引っかけた、
銅線やステンレス線で結んで固定します。

鬼瓦をしっかりと固定した後は、
鬼瓦と棟瓦の取合いから雨水が侵入しないよう漆喰を詰めて完成です。

ひび割れている瓦は新しい瓦に差し替えました

お寺の屋根全体を調査した時に、数枚割れている瓦がありましたので、
割れている瓦を抜いて、新しい瓦へ差し替えました。

同じサイズの瓦が無い場合、新しい瓦をその場で加工して差し替えています。
街の屋根やさん和歌山店では瓦１枚の破損でも修理する事ができますので、
お気軽にご相談ください(^^)/

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今回の現場ブログでは、降り棟の復旧作業と、
鬼瓦取り付け、瓦の差し替えについてご紹介しました。

次回は大棟に生えた植物の撤去工事についてご紹介します！
雑草と違って大棟では少し太い枝が伸びていましたので、
大棟の棟瓦を仮撤去するとどのようになっているのでしょうか？

雑草や植物が屋根に生えてお困りの方は
街の屋根やさん和歌山店へお気軽にご相談くださいね★

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