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現場ブログ
和歌山市バルコニーの壁に軽量な金属サイディングを張りました

和歌山市在住の皆様こんにちは(*^^*)
街の屋根やさん和歌山店です。

和歌山市で行ったバルコニーの立ち上がり壁に
金属サイディングを張り付ける様子をご紹介したいと思います。

和歌山市在住N様邸のバルコニーはタイル調の壁でしたが、
経年劣化でタイルの目地や壁のクラックから雨水が侵入している可能性がありましたので、
壁に張り付いたタイルやモルタルを撤去し、金属サイディングへ張り替えるご提案をしました。

透湿防水シートを貼ったバルコニーの壁に、金属サイディングを張り付けます

前回までの現場ブログでは、既存の壁に施工されたモルタルやタイルを撤去し
骨組み(鉄骨)だけ残し、その周りに構造用合板で下地を設置してから
※透湿防水シートを貼り付けました。

※透湿防水シートとは、水の侵入を防ぎ、壁の中にこもった湿気を外部に排出させることができる防水シートです。

金属サイディングを張り付ける前に「土台水切り」「見切縁」「仕上げ部材」を設置します

金属サイディングを設置する前に、雨水が侵入しないよう雨仕舞を行います。
土台水切りと呼ばれる水切りで雨仕舞した後、
その上から見切縁(みきりぶち)と呼ばれる金物を設置していきます。

見切縁を取り付けてその部分に金属サイディングを差し込んで、
金属サイディングを固定していきます。

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✱雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い

バルコニーの壁の外部にも見切縁を設置しました。
壁と壁の角のことを【出隅‐でずみ‐】と言うのですが、
この出隅の部分には、仕上げ部材を設置しています。

仕上げ部材はキャップとも言われています。

金属サイディングを固定していきます

金属サイディングってどんな特徴があるの？

金属サイディングの表面は、ガルバリウム鋼板でできています。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛をメインに合成されてできています。
なので、ガルバリウム鋼板は、亜鉛の特徴となる※犠牲防食機能で錆びにくく
アルミニウムの特徴である耐食性、耐熱性、熱反射性を全て備えた素材だと言えます。
また、軽量で加工しやすいという特徴もあります。

今回使用する金属サイディングには【断熱材】が挟まれていますので、
金属サイディング自体の断熱効果が得られます。

※犠牲防食機能…傷が付いた時に亜鉛が溶けだすことで、鉄の腐食を防止するので錆びにくくなります。

≪関連記事≫
✱屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットを徹底解説

金属サイディングはビスで固定します

金属サイディングは上下の端に溝があるので、溝にサイディングをはめ込んで、更にビスで固定して張り付けていきます。

今回は横方向に張っていく「横張りサイディング」で仕上げていきますが、縦方向に張っていく「立て張りサイディング」もあります。

雨水が侵入しないよう目地にジョイナー役物を設置します

金属サイディング同士の目地には、目地金物が設置されています。

目地金物はサイディング同士の目地から雨水が侵入しないよう、目地金物を取り付けて、その上から仕上げキャップである【ジョイナー役物】を取り付けていきます。

目地金物に仕上げキャップであるジョイナー役物を取り付けている写真です。
ジョイナー役物の突起のある部分にコーキングを充填し、目地金物にはめて固定します。

ジョイナー役物は金属サイディングの柄と同じ柄ですので、仕上がりが良く馴染みます。

バルコニーの立ち上がり壁の両面に金属サイディングを張り付けました。

金属サイディングですが、オシャレなタイル調の壁へと変身しました。
工事前の壁のように重量のあるモルタルやタイルを使用していませんので、
バルコニー本体にかかる重量は軽減されました！

金属サイディングを張った後は、笠木を取り付けていきます

立ち上がり壁に金属サイディングを張っていくと、壁の天端部分が丸見えとなります。
天端部分には【笠木‐かさぎ‐】を使って仕上げていきます。

今回使用した笠木はアルミ製の笠木です。
アルミ製ですので雨水に強くて、錆びにくく軽量な笠木となります(^^)/

笠木を取り付けることで直接天端に雨水が当たることを防ぎ、雨漏りを防止し
笠木に降った雨水は外壁に伝うを防ぎますので、壁に雨だれが付くのを防止できます。

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✱意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り

立ち上がり壁の入隅部分にはコーキングを充填します

先ほど壁の出隅には仕上げ部材を取り付けるのですが、出隅の反対側である【入隅‐いりすみ‐】にはコーキングを充填し防水しています。

壁の色に合わせて、ブラウンのコーキングを使用していますので、見た目も綺麗ですね♬

バルコニーの壁の張替工事が完了しました！

見た目はどちらもタイル調ですが、バルコニーにかかる重量はかなり軽減されています。
和歌山市在住N様は、
バルコニーに張り付けられたタイルやモルタルが今後また落下してしまったら…。
ととても不安になられていましたが、今回の工事を行い
「しっかり防水もしていただき、軽量にもなりましたので安心です。」とおっしゃってくれました！

お住まいのことで不安のある方は、街の屋根やさん和歌山店で不安を解消しませんか？